
こんにちは。保護どうぶつチームのSです。
2024年11月29日のブログで、保護猫カフェねこかつの「TNR勉強会」に参加した背景(WHY)をお話ししました。
今月は何(WHAT)を学んだかご紹介します。
社内向けに作成したレポートはPowerPointで35ページに及びましたので(!)、ここでは概要だけご紹介します。
まずは復習です!(2024.11.29のブログより抜粋)
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TNRとは…
Trap :猫を安全に捕まえて
Neuter:不妊・去勢手術をして
Return:元の場所に戻すこと
の頭文字をとった言葉です。
飼い主のいない猫(野良猫)に対して行い、殺処分される不幸な猫が増えることを防止して、一代限りの生をまっとうしてもらうための活動です。
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勉強会ではTNRの具体的なやり方を学びました。
Trap:猫を安全に捕まえて
捕獲器を使用します。人に馴れていない成猫の攻撃力を侮ってはいけません!貸し出してくれる自治体や保護団体があります。踏板式が安全でおすすめです。
- 捕獲器を持ってターゲットの猫がいる時間・場所へ向かいます
- 捕獲器の奥にエサを置きます
- 現場を離れず、近くに隠れて見守ります
- 捕獲できたら捕獲器にバスタオルや新聞紙を被せます
Neuter:不妊・去勢手術をして
野良猫の不妊・去勢手術に慣れた獣医がいる動物病院へ連れていきます。
手術でメスを入れる大きさが格段に異なり、抜糸不要(再通院不要)な縫合をしてくれます。
<メス猫の手術の比較>
手術済みのしるしに、片方の耳先にV字カットを入れます。
さくらの花びらに見えることから、カットが入った猫は「さくらねこ」と呼ばれています。
(写真は旅先で出会ったさくらねこさんです)
Return:元の場所に戻す
必ず捕獲した場所で放します。離れた場所で放すと「捨て猫」「遺棄」になってしまいます。
車どおりがない方向に向けて捕獲機の扉を開けるよう配慮します。
以上です。
TNRは専門家でなくとも、誰にでもできるということを学びました。
実は勉強会に参加してすぐ、自宅の庭に野良猫さんが現れるようになり、教わった方法でTNRを実践しました!
今は毎晩ご飯を食べに我が家へ来てくれています♪
こうして地域住民がエサやトイレの世話をし、「さくらねこ」と人が共生できるようにすることを「地域猫活動」といいます。
TNR活動を継続することで野良猫の増加を止め、殺処分される等の不幸な猫を減らすことができます。
ゲットイットは「さくらねこ」が増えるよう願って、公益財団法人どうぶつ基金を支援しています。
どうぶつ基金のオンラインショップでは、ゲットイットがオリジナル制作したさくらねこガラスストローを販売中です。売上はどうぶつ基金の活動資金になります。
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注釈
※1:公益財団法人どうぶつ基金の無料不妊手術チケットを使用した場合