先進国がIT機器を活用しより豊かさを享受していく一方で、
その製造に必要な希少金属の産地であるコンゴでは、
金属資源を巡り凄惨な紛争が二十年以上も続いています。

先進国におけるIT機器の運用が、
巡り巡ってアフリカ諸国において問題を引き起こしてしまう。
そんな現実を少しでも軽減し、改善していきたい。

同時に、
わたしたちにリユースをお任せいただく企業のみなさまにも、
この紛争鉱物問題解決の輪に関わってもらいたい。

そんな想いから、
ゲットイットは、認定NPO法人テラ・ルネッサンスと共に
新プログラム「サーバーforコンゴ」を立ち上げました。

「サーバーforコンゴ」は、
お客さまからゲットイットへ売却いただいたIT機器の売り上げの一部を
コンゴへの寄付額に計上するプログラムです。

紛争鉱物問題解決の認知や支援を広める第一歩として、
企業がIT機器をゲットイットに売却するたびに、コンゴへの寄付額が増える。
企業側の負担なく紛争鉱物問題解決の支援に参加できる仕組みを作りました。

アフリカで生み出された資源と、
それによって作られたIT機器が生んだ豊かさがお互いに循環し、
「誰もが取り残されることなく、カラフルに輝く」。
そんな世界をゲットイットは目指し挑戦していきたいと思っています。

サーバーやネットワーク機器の更改や保守契約終了、またデータセンターや事務所の移転に伴いゲットイットへ売却されたハードウェア機器は、「リユースできる機器はリユース」「リユースできない機器は筐体や基板などのパーツに分解し、リサイクル」といったプロセスを辿ります。そして、リユースできずリサイクルとなったIT機器は、ゲットイットより「ECO FAITH」社（※）へ売却を行っています。

「サーバーforコンゴ」はお客さまから売却されたIT機器をECO FAITH社へ売却し、その売上の10％をテラ・ルネッサンスへ寄付いたします。

※ECO FAITH社は、「不用品、廃棄物などを対象に、適切なリサイクルプロセルによって3R活動を行うこと」を目的として、リユース・リサイクルを専門に活動する国内企業8社が共同で出資し設立した会社です。ゲットイットでは、ECO FAITH社に買い取りを依頼した機器のリサイクルにおいて、単なるリサイクル報告だけではなく、どの会社に何を依頼し、最終的にどのようにリサイクルされたかという、リサイクルの川下での情報開示トレーサビリティ100%を目指しています。