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CASE STUDIES

時間も条件も限られたオンサイトでHPE ProLiant(プロライアント)のデータ復旧! – データ復旧事例

時間も条件も限られたオンサイトでHPE ProLiant(プロライアント)のデータ復旧! – データ復旧事例
お客さま業種
製造メーカー
メーカー
HPE
対象機器
ProLiant DL380 Gen9

サービス種類:データ復旧
作業時間 :2日

ゲットイットへご相談に至った経緯

お客さま側で障害箇所が特定できていないとのこと、更に、データセンターより外部に持ち出すことができないデータとのことから「オンサイトで対応できないか」とのご相談をいただきました。

今回のように「障害箇所が特定できていない」場合、通常は当社のメンテナンスセンターでの修理ないしデータ復旧を行います。しかし、お困りであるお客さまに対し当社であれば何か解決策をご提案できるのではないか、と考えヒアリングを行いました。
その結果、

・OSが壊れている可能性が高い
・データのバックアップを取得していないため、リカバリ対応で何かしらのデータを逃がす必要がある

以上が判明したため、当社技術メンバーの作業案を元にお客さまと事前に摺合せを行い、オンサイトのデータ復旧の対応を行うこととなりました。

 

お客さまのご要望

  1. オンサイトにて復旧作業を行うこと
  2. ディスクは9本利用し、Raidコントローラ(Smart アレイ P440ar)にて
    RAID5+ホットスペアで構成してある物理サーバーから、仮想サーバーのファイルであるVMとVHDフォルダーを取り出すこと

 

ゲットイットの作業内容

復旧調査や9台分のクローン作成のため、2日間の作業となりました。
作業内容は以下の通りです。

 

▼1日目

  1. 先行して機材一式をお客さま先へ送付し、環境を構築
  2. DL380 Gen9 300G Raid5 + ホットスペアの確認
  3. HDDは物理障害を起こしていなかったため、9台のクローンを作成

 

▼2日目

  1. データ書き込み統計の波形より、9台目と伺っていたホットスペアの位置が8台目であると判断。
  2. データ書き込み統計より、9番ディスクと5番ディスクの書き込みパターンが同じであることが判明。
  3. 2.が不具合の原因の一部と想定し、9番ディスクをダミーディスクと入れ替える。
  4. 各種ステータスを確認し、ステータスをデータにアクセスできる状態に変更。
  5. データにアクセスできたため、お客さまに確認後、必要とされるデータの抜き取りを実施。

 

 

 

どうしても出来ること・時間が限られてしまうオンサイトデータ復旧でも、条件が揃えばデータ復旧が可能です。
ゲットイットでは、技術者によるデータ復旧サービスのオンサイト対応も行っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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