体調不良からの休職・復職を経て、現在パートナーセールス事業部を率いながら、全体の働きやすさに人一倍目を配る原田さん(入社13年目)。
働きやすい職場は自分たちで作る、そしてそれが叶う会社である。そんなゲットイットの在り方をずっと昔から体現してきた彼のインタビューをどうぞ!
―――気になる入社のいきさつは?
そのうちに改装工事が終わって、お店が営業再開したときに社員さんに呼ばれて、「原田くん、現場監督の人が原田くんに電話番号置いていったよ!」って(笑)
―――熱烈!(笑)
「何で社員はダメなの?」って廣田(社長)に聞かれて、「やっぱりベンチャーだし、福利厚生とかもきちっとしていないし」っていうところをお伝えした数ヶ月後に、社会保険に加入してくれたんです!
当時の廣田はすごい尖ってて、すごい怒りん坊で、すごい暴君で(笑)「自分の保障くらい自分でするもの」って言っていた人なので、「社会保険に入ってくれたんだ!」ってすごい嬉しかったです。
(※当時、立ち上げ初期のベンチャー企業は社会保険未加入が多かった)
―――一度体調を崩して休まれた後、復職を選んだのはなぜですか?
復職のきっかけは、僕に色々な経験をさせてくれた廣田にとにかくお礼を伝えようと思って廣田と会って。その後人事の方からも、復職のお誘いがあって「自分の好きなように時間割を考えて調整していいよ」と言ってもらったので、とりあえずフル勤務ができる状態になるまでそうさせてもらうことにしました。その中で、昔から周りにいる人たちが声をかけてくれたり、やっぱり一緒に働いてて楽しかったので、「あぁ、やっぱりここだなぁ」と。その時に他の会社に行くという道は自分の中でなくなりましたね。
―――今働いていて楽しいことや大変なことは何ですか?
かつて自分が望んだもの(福利厚生)を「こんなこともしてくれるんだ!」っていう感動と同時に与えられたので、会社の人数が増える中で今度は与えられる側になれたらいいなって思っていて。それを心にとめながら、困っていそうな人にはちょっと声かけて改善していったり、いかなかったり(笑)道筋を立ててあげて自分でできるところは促してあげたり、ですね。そこが、大変でもあります。相性もありますし。
―――逆境になるほどテンションが上がるタイプだそうですね?
でもゴールが完全に途絶えたときは、もう全部手放してみんなに助けを乞います。手放した後はたいてい機嫌が悪いですけど(笑)
以前は一人だったので切り捨てることしかできなかったんですけど、今の部署に平野さんが入ってきてくれてからは、手放せるようになりました。自律分散型の組織を目指す中で、振ったら自分である程度やってくれる人たちが増えたのは非常に助けられています。かなり恵まれたメンバーに出会ったんだろうなって。(採用担当)加藤さんあっぱれですね。
―――ゲットイットのいいところはどこですか?
物事の中心に自分がいたときに、実験好きな人が上から見ているっていうのは、決して気分のいいことではないし「把握してるならちょっと手伝ってよ!」って思うんですけど(笑)それを含め、今ゲットイットが成り立っている部分でもあっていいなって思います。
長年ゲットイットを見てきて、廣田に依存するような会社から徐々に離れてきたのは、たぶんそういった部分がうまく作用しているからですね。
―――これからどういう風になっていきたいと思いますか?