「アップル・トゥ・アップル」を買ったんですよ。
弊社ですが会社の経営情報を共有する会が月に一度行われます。
全員が経営に参加することをモットーに会社の現状や未来を考えるために、オンラインで会社の成績、各部門の状況、方針などを全社員に共有する会です。
そんな4月の共有会のの時にある人が各期4月と4月を比べて・・・という言葉をずっと「アップル・トゥ・アップルですと・・・」言っていました。
「エイプリルとエイプリル」って言ってるのかなと思っていたのですが、
その後の質問タイム時に別な人が「アップル・トゥ・アップルですと・・・」と質問してるのですよ。
「アップル・トゥ・アップルですと・・・」「アップル・トゥ・アップルだと・・・」というアップル・トゥ・アップルの猛攻で僕はついに検索をする覚悟を決めました。
そして調査の結果、予測変換に現れた「アップル・トゥ・アップル 日本語版」にたどり着き、共有会終了2時間以内にメルカリに登録して購入しました。
アップル・トゥ・アップルします。アップル・トゥ・アップルを。アップル・トゥ・アップル。
■アップル・トゥ・アップル 日本語版(Apples to Apples)
史上最強のパーティーワードゲーム
アメリカ生まれのカードゲーム、日本語版は絶版のようです。
言葉遊びとプレイヤーの感性を考えて遊ぶゲームです。
今まで遊んだゲームの中では「Dixit」や「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」に近いです。
各プレイヤーは手札から親が山札から引いた「青リンゴカード」を一番表していると思う「赤リンゴカード」を伏せて出します。
伏せたカードを誰が出したか分からないようにシャッフルした後に表にします。
そこから親が自分の観点から青リンゴカードを最も表していると思う赤リンゴカードを一枚選びます。
選ばれたプレイヤーは場の青リンゴカードを獲得します。
親は一回ごとに順番に入れ替えていき、プレイヤー人数に応じた勝利に必要な青リンゴカードの枚数を一番早く集めた人の勝利になります。
わかりやすいルールでしょ。
赤リンゴカードには、主に名詞。歴史上の人物や俳優の名前、場所、
青リンゴカードには、主に名詞などの性質や特徴、つまり形容詞や動詞などが書かれています。
▲赤りんご。
これ以上はネタバレになるので出したくないのですが、個性の塊みたいなカードにあふれています。
▲青りんご
アメリカ生まれだけあり赤リンゴカードには日本ではお目にかかれない単語や、
無理矢理日本向けに取ってつけたようなカードもあります。
カードには英語も記載されているのでもしかしたら勉強になるかも…!
ちなみにカードの枚数は赤が312枚、青が104枚という大ボリュームです。
中古で購入したのですが、赤リンゴカードの3分の1は未開封でした。
全てを開封した場合に遊び尽くせる気がしませんが、ちゃんとシャッフルしなかったり、何週かすると同じカードが出ると新鮮味がなくなるので全て開封して挑むといいかもです。
感想ですが、どうやって親の感性に近づくか、というゲームです。
みんなまじめに合うカードを選ぶので
大喜利系だと意気込んで挑むと失敗します。
ロマンティックな青リンゴから突拍子のないカードを選んだのですが、初めから弾かれました。
逆に面白いカードがなくて捨てたつもりのカードが当たりだったりします。
また、親が突拍子のない赤リンゴカードを選ぶとドン引きされたりします。
感性とは人それぞれ。選び方も人それぞれ。
真面目にカードを吟味して悩む時もあれば勢いで決める時もあります。
▲シャッフルの図
▲オープンの図
ルールも分かりやすく3分で説明できます。
僕自身は2回遊びました。
1回目は7人で腰を据えてゆっくりと、2回目は推奨人数10人のところを13人で嵐のようにやりました。
13人時は1人が3枚青りんごゲットしたら抜けて行き、最後3人残った人がおつかいに行くルールでした。
カードが大量にあるのでこういう遊びもできます。20人までいけるかもです。
また、基本ルールで遊び尽くしたら追加ルールもあるのでぜひ遊んでみてください!
ちなみに手札のカードは青りんご運によってシンパシーが全くないことがあります。
人、それを手札事故という。
真面目に考えてるのに一切選ばれなかった人がいました。
「感性が人と合わなすぎ・・・合わせてないのでは・・・。」とすごい口から出そうでしたが、
確かに手札が悪いときもあるのでそれを口にするのは我慢してみてください。
以上になります。
アメリカの傑作ゲーム「アップル・トゥ・アップル」、皆さんも楽しんでください。
いづれ再販されることを祈りつつ、そしてビジネス用語からこのページに行き着いた人は是非ゲットイットに応募ください。
ちなみに「アップル・トゥ・アップル」のビジネスの意味は知らないっす。
Neverまとめでググったら?もうサ終してっけど。