2022年05月13日
「きっともっと面白くなる!」リーダーの存在と体制変更に思うこと

「きっともっと面白くなる!」リーダーの存在と体制変更に思うこと

 

「どうせやるなら楽しく仕事をしたい」という思いを持って長年ゲットイットの技術職として働いている信田さん。2年間務めた品質検査部門のリーダーを交代するタイミングで、引継ぎの背景や今考えていること、期待することなどを伺ってきました。

 


―――この度リーダーのバトンタッチが行われますが、どのような流れで引き継ぐことにしたのでしょうか?

入社してからの1年間でがんばって色々な動きをしてくれる人がいて、見ていて「すげぇな!」って思うところがたくさんあったんですよ。それは他の部門の人から見てもいいなと思えるということがわかったし、彼が今のゲットイットで品質検査部門のリーダーをやったら、彼の強みがもっと発揮しやすくなるかもしれないというところから、自然とバトンタッチを考えるようになりました。

そもそも「リーダー」という単語や考え方が顔を出し始めたのが2年前くらいなんですね。人数が増えてきて部門の定義をし直す中でリーダーが作られるようになり、品質検査部門の中でその当時一番適しているのは僕かなということでリーダーになったんですけど、僕より適性があると思える方が入社してきたので、「この人をリーダーにしてみたらもっと面白く、良い感じになるんじゃないかな?」ということで引き継ぐことにしました。

―――「リーダー」の役割を設けることで、良くなったことは何ですか?

これから進めようとしているタスクに対して「誰が結局旗振って進めるの?」みたいになりがちだったところは、割とはっきりする効果はあったかな。最初の時点で「この話はこの人が先導して進めよう!」と色々なポイントでやり出すようになったので、物事が進めやすくはなったんじゃないかなと思います。

―――マイナスに感じる点はありますか?

「とりあえずリーダー!」みたいになっちゃうのが心配ですかね。
「誰に聞いたら良いかわからないから、とりあえずリーダーに聞く」みたいな流れがあって、最初のうちはそれでもいいと思うんです。でもそのまま、どういう人が社内にいてどういう仕事をやっていて誰が何に詳しいっていうのを理解しなくても大丈夫!みたいになるのはなんか嫌かな。「これに関してはこの人が詳しい」と知って、その人と直接やりとりするのが一番効率もいいと思いますしね。あとは、単語ですかね。ゲットイットで「リーダー」は「偉い人」ではないんですけど、偉い人のように受け止められてしまうのは、個人的にはいまいちだなと思います。

―――バトンタッチすることで、どのような変化を期待していますか?

彼のすごいと思うところは、まず「こうしたらもっとよくなるのに」といった課題を見つけて、改善するための具体的なアイデアを出して、それを実行するために他の部門の人を巻き込んで実際に事を始める、そこまでのその一連の流れをやるエネルギーがすごく強いんですよ。なので、まだない仕組みや取り組みを思いついて動かしだすところまでをどんどんやってくれるだろうなと思うし、そうなったらいいなという風に思っています。

リーダーになることで彼が忙しくなりすぎて、本来発揮してもらいたい強みを今より発揮しにくくなったら意味がないですから、実際に発生しそうな業務について「それは今のまま信田がやればいいんじゃないか?」みたいな話をみんなでしたりして、より良い部門を作っていこうとしています。

―――新入社員研修のリーダーも担当されていますが、研修について今何か考えていることはありますか?

今やっている研修の意味があるのかないのか?というのは定期的に思ったりするんですよね。配属先が決まっている人に対しての研修ってこれでいいのかな?とか。

例えば、営業に行く人が一人で1台のサーバーの検査をできるようになったところできっとほとんど役に立たない。だったら、検査ができることを目標としてもしょうがないからそこは変えようかとか。それで結構スリムになってきたと思うんですけど、それでもやっぱりまだ迷いはありますね。

「人を知ろう」とか「会社を知ろう」って、ダラダラ話している時間が大事だったりすることもあるじゃないですか。だから効率で考えすぎてもきっと良くない。全部講義で済ませちゃえ!ということもたぶんできなくはないんですけど、これでピンとくるのかな?って思うし、本当にやりたいことなんだっけ?って思う。特に会社が大きくなってくると、関わることがない人が出てくるのかもしれないから、そうなった時に仲間の顔を見てもその人の名前がわからないのは嫌な会社だなって僕は思っています。

―――信田さんが今後やりたいことは何ですか?

品質検査部門に関して言うと、お客さんから見ても他の部門から見ても頼りがいのある部門にもっとなっていきたいし、そこで自分が何かできることをやっていきたいなというのはあります。一技術者としては、「よくわからないそんなものを直してどうすんの?(笑)」みたいなものを直せたら面白いかなって。なんか必殺技みたいな感じで(笑)そういうものをぜひ取り組みたいし、あらためて機器に詳しくなりたいというのはあります。

あとは今年子どもが生まれる予定なので、子育てをしながら働くことですかね。個人的には「子育てしながら働けないわけがない」と思っているんですけれども、まだ経験したことがないので、正直わからない。品質検査部門で小さい子を育てている例がまだほとんどないので、実際にその状態で働くのがどういう感じなんだろう?とか、子育てしながら働く中で壁になるものが業務の中にあるのかないのか?とか、実際に自分でやりながら、実感を持って見ていけたらいいなと思います。

―――育休取得は考えていますか?

育休は取ろうと思っているんですよ。この前ちょっと相談して、「長くても1ヶ月くらいなのかなって思ってる」って言ったら、若いメンバーに「それ短くない?信田さん、子育てなめないでください!」って言われちゃいました(笑)
まぁ、そういう休みを取ったりしたらまたどうなるのか?とかも考えていかないといけないですね。僕がいない期間があるわけじゃないですか。その期間に、今自分がやっているようなことを代わりの誰かがやることになると思うし、そういうのも含めて色々考えなきゃいけないと思っています。

―――では最後に、どんな人にゲットイットに入ってきてほしいですか?

能力の平均点が高い人ってたしかに魅力的だなとは思うんですよ。実際に仕事をやるってなったらすごく活躍するとは思うし。なんですけど、なんとなくゲットイットは「駆け込み寺」みたいなイメージが昔から僕にはあって。だから、ある部分に関してはすごく尖った能力を持っている人っていうか、他の会社だとたぶん採用されない何かがある人かな?(笑)いわゆる世の中の会社、偉い人がいるとか縦社会であるとか、そういうものに若干どこかでクソくらえ!って思っている人がゲットイットにはいいのかなって思いますね。

僕は、世の中にいっぱいある会社の一つになったらあまりゲットイットの意味がないなって思っているところがあるので、「よくあるような会社は好きじゃないな」って思っている人たちが集まれば、勝手にそういう会社になるんじゃないかなって。なので、そういう人が入ってきてくれたらいいなと思います。

 


 

インタビュー後記:
インタビュー中も終始笑顔と笑いの絶えない信田さん。ゲットイットメンバーの中には、笑い声でどこに信田さんがいるかわかる人がたくさんいます笑。そんな信田さんの明るい笑い声を聞きたい方、そして新たな挑戦を共にしたい方は、ぜひご応募をお待ちしております!