朝起きれない!夜寝れない!体力ないし、貯金もない!専門知識も技術もない!社会人経験もない!真っ当な人間じゃない(※自称)!
ないことづくしから入社約半年でマネージャーに抜擢されるほどのパワーと人柄を兼ね備えた、若手技術者竹之内さんのハングリー精神と魅力あふれるインタビューをどうぞ!
―――まずは入社の経緯をお願いします。
―――真っ当じゃなかったんですか?(笑)
それで、自分の1時間単位の価値みたいなのを考えたときに、このままこの時間を費やしていくのはもったいないと思って。大学をそこからがんばって卒業することと、その時に辞めてグレードは低くても仕事を始めることを天秤にかけたときに、辞めることを選んだっていう感じですね。自立したいというか、社会に入っていくことで一人の人として認められておきたくて。
そこで「就活アウトロー採用」っていうのに参加して、そこからこの会社を知って入社するかたちになったんですけど。
―――座談会で見た目があやしいと言われていたサイトですね(笑)
―――ゲットイットに入る前に心配だったこととかありますか?
それよりも僕、そもそも毎日通えるかどうかが心配だった…。
―――そこ?!!(笑)
最初の一ヶ月くらいはマジでフラフラでしたもんね。体力がもたない。起きれないし、寝れないし、こんなに長時間働けないし(笑)っていう感じで。
―――なんで持ちこたえられたんだと思いますか?
あとは、金!(笑)貯金は就活につぎ込んでいたから、最初の定期券を買ったら手持ちの金が0になって。で、作業服とか他の物を買ったりとかはもう全部リボ!
―――リボ!!
最初の給料がそれ(リボの返済)と次の月の定期券買ったらほとんどなくなっちゃったから、もう一回給料がきたくらいでやっと「あぁ、働いてる!」って実感が湧いた(笑)
最初そういう感じでハードモードだったんで、辞められないんですよ!(笑)金ないんで!(笑)
―――その間、不安はなかったんですか?
―――技術の仕事の楽しいところって何ですか?
あとは、このメーカーのこのシリーズなら大体一緒みたいに体系的に分かると、機器が違っても全部できるようになるので、そういう発展はすごく気持ちがいいですね。そんな中で例外も出てくるし。一つの学問みたいになっているので、それが面白いです。あとは、自分が在庫登録したやつが売れたらやっぱり気持ちいい!やった意味があったな、うちのチームの売上になったんだなって実感できて。
―――自分たち、若手技術者に求められているものって何だと思いますか?
僕は求められているのは柔軟性だと思っています。例えば、新しいものを見つけてこれ面白そう!って思った時に、それに飛びつけるかとか、自分なりに調べてこられるかみたいなのが、たぶんベテランの人たちとはちょっと違っているかなと思っていて。
ベテランの人たちは、すでにたくさんの技術とか知識とかを持っている代わりにフットワークが重くなってしまう部分もあるかもしれないし、それまでの知識が逆に障害になることもあるかもしれない。そういう点で、若い人の方がそもそも持っているものが少ない分、フットワークが軽いと思うんですよ。
そして、そういう人がたくさんいることでたぶん回るんです、会社の空気が。柔軟でい続けることが会社の『朝令暮改』っていうポリシーをうまく回す、血の巡りを良くするのかなって思っていて。そういう意味で、柔軟性があることで、居るだけでも意味があるのかなって思います。