「社員番号は上から数えた方が早い」というベテラン技術者の畠山さんに、ゲットイットの社風と社員の人柄が感じられる昔のエピソードを中心に伺ってきました。当時に比べて体制も整ってきていますが、今でも変わらない「ゲットイットらしさ」がにじみ出ていると思います。
―――現在の業務内容について教えてください。
営業さんがとってきた案件で、「こういう機器のものを欲しい」というリクエストの下、その構成に合った機器をピックアップして、 構成どおりにちゃんと動くかどうかを検査して、出荷するというのが主な業務ですね。
―――ゲットイットに入ったきっかけは?
最初はエンジニアではなく、大型コンピューターのオペレーターをやっていまして。その時に、コンピューターが壊れると来るエンジニアの姿を見て「かっこいいな」って思って、それで自分もそれになりたいなと思って外資系メーカーに応募したら偶然受かってしまって。
―――偶然!(笑
その当時は、バブル期だったのでどこもかしこも大量採用する時代で、当時その流れで入社したバブル社員でした(笑)
そこで大型コンピューターのエンジニアを長年やって、その後サーバー系のエンジニアをやって。それで前の会社にいた人が「ここ、畠山さんにいいんじゃないですか?」って紹介されたのがゲットイットだったんです。その人も仕事を探していて、「私も後から入ろうかなって考えています!」って言っていたんですけど。…いませんね(笑)
―――紹介されて、会社の情報を見て決めた、と?
情報は見ましたね。その頃は文字だけのチンケなサイトだったですけども(笑)
まぁ、ダメもとで履歴書送ってみたら「面接来てください」って言うから行きました。当時、ここには人事担当がまだなくて。普通の企業は人事担当者がいますから、まさか面接を他の部署の社員がやっているなんて知らなかったので「やけに若い人が人事なんだな」って思っていたんですけど、全然人事担当者じゃない人、技術の人が面接担当で来ていました(笑)
―――そんなので不安じゃなかったんですか?
不安ではないんですけど、最初試験があるっていってたんですけど、結局なくて。面接もパソコンの質問しかなくて、これまでの仕事内容とかも聞かれなかったですね。
―――それ、不安要素しかないじゃないですか(笑)
まぁ裏話があるといえばあるみたいなんですけど(笑)その頃、技術職がまだ二人くらいしかいなくて、色々採用をとっていた時に、なんか「すごいのが来た!」ってなったらしくて。私が送った書類が(まさに欲しい技術の人材で)「キターー!!」って感じになったらしくて。「メーカー出身だぞ!」って。きっとそれで即採用に…。
―――経験が活きたなと思うところはどんなところですか?
私は倉庫での作業の他に、オンサイトっていって外に出て直したりする業務を任されることが多いですね。技術ができればいいってもんじゃなくて、慣れがあるというか。お客さんとやりとりしながら作業するので、作業の手と会話する口を別にして同時に行うのって慣れないとやれないんです。そういう点で、技術職は『お客さま対応力』も求められますね。
―――逆に知らないことで困ったことはありますか?
うちの会社の方針でもあるのかもしれないですけど、マニュアルというものがないんですね。経験している人は分かると思うんですけど、初めて触る機械とかだと、どういう動きをするとか、このメッセージは問題なのか問題じゃないのかとか、そういう基本の部分で分からないところを、全く最初から調べるというのがちょっと大変かなというところですね。
(※現在は角さんがコツコツとマニュアルを作成してくれています!)
―――メーカーの考え方が機械に出ると角さん(技術職)がおっしゃっていましたがどうですか?
あります、あります。色がありますね!この機種にはこれを使っているし、この機種にはこれを使うわけがないとか。普通使うなんて考えないはずだ、と思うようなものは、どこかの会社が間に入って何か手を加えているはずだから、そこを聞き出せないと保守できないぞ、とかね。共通の部品を使っていることもあるので、このパーツがないっていったらこっちに入ってるんじゃない?とかも分かります。
―――では最後に。ゲットイットとこれまでの会社との違いは何ですか?
やっぱりこれ(ジェスチャーでお金)はまぁ…ね。(ニヤリ)私も元同僚に、スカウトは何回かしているのですが、外資系は年収高いので、なかなかそこの折が合わなくて(笑)
あとは、大きい会社はサポートがしっかりしているので、この部分はこの部署に聞くことができるんですけど、ゲットイットでは自分で考えて自分で解決していかなきゃいけないっていう部分は、人によってはちょっと大変かもしれないですね。
インタビュー後記
ベテランエンジニア勢の会話、ご本人同士は「わかる!」
という感じでしたが私にはサッパリでした(笑)長年の勘とういうやつでしょうか。
不安要素がたくさんあったのに入社を決めたのも長年の勘だった、、、のかもしれませんね。
(採用担当:加藤)
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