調達営業のマネージャーとして採用され、仲間からの評判にも「おっさんならではの良さがあるんだろうね」と謙虚に語るヒデさんはまさに、ゲットイットの「おっさんになってもかっこよく働ける会社」を体現する存在。「何歳からでももっと楽しく働けるんだ」ということを感じさせてくれるヒデさんのインタビューをどうぞ!
―――転職のきっかけを教えてください。
色々条件を出せば、直前にいた営業部門に戻れるんだろうなという感じだったんですけれども、もういいや!って(笑)22年間いたので、ちょっともうまるっきり違う新たな風に触れてみたいっていうのもありましたね。
―――長年勤めていて年齢もそれなりだと、なかなか他に行くという決断はしにくいのではないでしょうか?
ただ、正直諦めてはいたんですよ。まず歳も歳でしたし、他でもどうせまたこき使われるんだろうなっていう(長年の)刷り込みもあって。
でもゲットイットを見たときに、『自分で判断して、いいと思ったらやれる』っていうところにものすごい魅力を感じたんですよね。そこがOKということは社員を信頼してくれている会社ということですから。そんな会社あるんだ!って。見つけた時点で運がいいし、入れてさらに運がいい。そういう風に言える会社に入れたのは本当にラッキーだと思います。
―――『自分で判断してやる』というのは、具体的にどんなものがありますか?
―――ゲットイットに入って、何か変化したことはありますか?
―――これからチャレンジしていきたいことなどはありますか?
ついついトップダウン型の発想になっちゃっているんですよ。何かをやろうと思った時も、前の会社だったら「これでやるぞ!」って言って(部下がそれに従う)。で、自分で決めたのもそうだし、上からトップダウンで来たものも、それはそのまま(やる)。部下から文句を言われても、「うるせぇ、もうこれで決まってるんだ!」って(笑)
でも、ここではそうじゃない。ある程度方向性は決まったとしても、「これこれこうなんだけどどう思う?」って感じでみんなで話し合う。教えちゃいけないっていう感じもありますからね。教えない、叱らない、指示しないとか。そういう社風なんでね。
あとは、ついつい「ちゃんとやってんの?」とか尋問したくなる気持ちにもやっぱりなるんですよね(笑)そこはちょっと今でも悩んでいます。「ちゃんとやっているんですか?」ってやっぱり聞きたいっちゃ聞きたいしね。実際、それに近しいことは幹部向けのミーティングではありますし。だから、今でもそこは悩みながらやっています。
会社自体もそこを模索しながらやっているので、本当に理想のティール組織でやっていけるように自分もチャレンジしたいし、まぁそれは僕だけじゃなくてたぶん全員がチャレンジしないといけないんですけれども、個人的にはそこですかね。
―――仕事以外の部分では何かありますか?
それはたぶんね、前職の時は「俺が食わしてやっているんだ」みたいな気持ちがあったんですよ、家族に対して。で(その部分は)家族には一切関係ないっていうのは自分でもわかっているんだけども、たぶん知らないうちに態度とか言葉に出ているようなところがあったんですよね。今はそういうのが一切なくなったので、やっぱり非常にいい関係が家族の中でも構築できていると思いますね。で、たぶんそれがずっと続くんだろうなぁと思っていて。できれば60歳以降も働きたいなと思っているんです、この会社で。居場所があればね。
正直言うと僕は飽きっぽいんですけど、もし飽きても「こういうことをやりたい」とか提案すれば、とりあえずは聞いてくれる会社なんですよ。採用されるかは別としてね。そういった意味では、可能性があるんですよね、色々なところに。選択肢があると、人間って基本的に楽しい気持ちになりますよね。だから世の中全体がそうなればいいなって思いますよね。
―――最後に恐縮ですが、腹筋ローラーを始められたきっかけって何ですか?
腹筋ローラーなのは、そこに腹筋ローラーがあったからなんですよ。僕、転勤族だったんですけども、(引越の度に)色々な物が無くなっていくし、色々な家具もボロくなっちゃあ買い替えたりするんですけど、なぜか腹筋ローラーだけはずーーっと置いてあるんですよね(笑)使っていないのに。で、これは使わなきゃ損だっていうことでそうなりました。