2024年05月07日
【モンテローザさま第三者保守事例】リユース活用で「短納期を実現」し、SIerとの連携で「最適な第三者保守体制」を構築。モンテローザさま向けリユース販売、第三者保守の導入事例 (前編)
リユース活用で「短納期を実現」し、SIerとの連携で「最適な第三者保守体制」を構築。モンテローザさま向けリユース販売、第三者保守の導入事例 (前編)

居酒屋の店舗事業を中心に、ビジネスを展開する株式会社モンテローザさま。2022年4月、同社の本社移転プロジェクトが急遽立ち上がり、移転までに残された期間は「6か月間」。移転に伴い多くのネットワーク機器が必要となったものの、同社は半導体不足に伴う「納期問題」に直面することに。

その解決策として、ゲットイットの「リユース販売」と「第三者保守」のサービスを採用いただきました。「第三者保守」の商流にはSIerのNTT東日本さまに介在いただき、「NTT東日本さまとゲットイットが連携した保守体制」を確立しています。同プロジェクトの責任者さまにに、導入までの経緯や効果についてお話を伺いました。

本プロジェクトのネットワーク構築を担当した「NTT東日本さまのインタビュー(後編)」はこちら

保守対象機器
Cisco Catalyst 3750 シリーズ など スイッチ(17台)
課題

  • 本社の移転が急遽決まり、半年間という短い期間で移転を成功させること
  • 移転に伴い、多数のネットワーク機器が必要。しかし半導体不足の影響で、移転期日までに機器確保の見通しが立たなかった
導入の効果

  • リユース品を活用することで、短納期で必要なネットワーク機器を確保できた
  • スケジュールの遅延が発生することなく、本社移転プロジェクトが成功した
  • 新品での機器導入と比較し、導入コストが半額以下で済んだ

本社移転は半年後。課題は「ネットワーク機器の納期問題」

ーーはじめに、モンテローザさまの事業概要についてお教えください。

モンテローザは「白木屋」「魚民」「山内農場」など、複数業態の居酒屋を展開しています。
現在、展開する店舗規模は1,300店舗ほどになります。
コロナ禍の影響で店舗数は減少したものの、現在はコロナ禍前の一定水準まで店舗数が戻りつつある状況です。

ーー今回、ゲットイットのサービスである「リユース品の導入」「第三者保守サービス」をご利用いただきました。弊社サービスを導入された背景をお聞かせください。

2022年4月1日に「本社を移転する」と発表がありました。
移転の計画として、発表から約半年後の2022年9月26日から、新しい事業所で稼働を開始するとの内容です。移転までの期間がわずか半年しかなかったため、現場は非常に慌てました。

本社移転に伴い、私たちが担当するネットワーク関連の移転計画を急いで立案し、準備を進めました。ところが計画を進めるなかで、移転に必要となる「ネットワーク機器の納期問題」が発覚しました。昨今の半導体不足の影響を受け、必要な機器の納期が「半年から、下手すると1年程度かかる」という状況でした。

短納期で機器を確保する手段はないか、さまざまな方法を探すなかで、過去に買取りサービスでお付合いのあったゲットイットさんに相談させて頂いたのが導入のきっかけです。私たちが必要な機器と納期をゲットイットさんにお伝えしたところ、担当営業の高倉さんから「要求スペックを満たす類似品であれば準備できる」と回答をいただきました。

社内で確認したところ、ご用意頂ける機器で運用が問題ないことが分かったため、「では、ぜひお願いします」とお伝えしました。

「リユース品」×「第三者保守」の組合せを有効活用

ーーリユース品の導入は今回が初めてだったでしょうか?リユース品を採用することに不安はございましたか。

リユース品の導入は、今回が初めてです。通常、私たちが機器導入を検討する際は、運用や保守体制を含めて検討します。そのため、機器と保守がセットになった新規品を選んでいます。

ただ、今回リユース品を採用することについて、不安はありませんでした。
リユース品だからといってすぐに壊れるとは考えておらず、対象機器の耐用年数を考えても、運用面で問題はないだろうと判断しました。

ーー第三者保守の導入は、今回が初めてだったのでしょうか? 第三者保守に対して、不安を感じることはありましたか。

ネットワーク機器での利用は初めてですが、Oracleの保守で第三保守を活用しています。Oracle保守もベンダーさんがきちんと対応してくれているため、第三者保守に対して不安を感じることはありません。きちんとした第三者保守のベンダーを選べば、問題はないと思っています。

SIerと連携し「最適な第三者保守体制」を構築

ーー今回導入いただいた「リユース品」に「第三者保守サービス」を組み合わせて活用する方法は、もともと想定されていたのでしょうか。

まずは移転に向け、必要となる「ネットワーク機器の確保」が最優先でした。ゲットイットさんのリユース品で納期の目途がついた後に、「保守はどうするか」について検討しました。

弊社が導入しているさまざまなシステムや機器の保守は、SIerのNTT東日本さんに面倒を見て頂いています。今回のネットワーク機器の保守についても、NTT東日本さんに相談したところ、ゲットイットさんと以前よりお付合いがあるとお聞きしました。

NTT東日本さんから「このネットワーク機器は、ゲットイットさんと一緒に保守対応します」と回答を頂いたので、弊社としては渡りに船でした。結果として、機器の保守はゲットイットさんの第三者保守に加入し、保守窓口は他のシステムと同様にNTT東日本さんにお願いする流れとなりました。

ーー保守窓口は、やはり普段からお付合いのあるベンダーさまに務めていただく方が安心でしょうか?

弊社のネットワーク環境は複雑なところがあり、社内にネットワークに精通している人材も多くないため、やはりベンダーさんが頼りになります。NTT東日本さんとは、長年にわたり弊社のネットワークを一緒に管理してきた間柄です。弊社ネットワークの設計図面なども共有しているため、信頼して保守窓口を任すことができます。

ゲットイットの「調達力」で機器を確保し、「コスト削減」を実現

ーーゲットイットのサービスを利用して、良かった点や実感したメリットについてお聞かせください。

今回、弊社が必要な数量(17台)を確保できたことが非常に助かりました。中途半端な数しか揃わない場合はどうしようかと思いましたが、リユース品でこれだけの数を確保できたのは本当に良かったです。リユース品といっても性能面はまったく問題なく、運用する上では新品と変わりありません。

また、最大のメリットは「導入コスト」です。新品での導入と比べて、半分以下の導入コストで済みました。社内で購入稟議の決裁を得る際も、価格面・納期面のメリットを踏まえて全く異論は出ませんでした。

ーー最後に、ゲットイットへの期待や要望、ご意見などありましたらお聞かせください。

今回の本社移転プロジェクトでは、弊社が求める機器やサービスのニーズと、ゲットイットさんが提供するサービスが見事に一致しました。おかげで本社移転プロジェクトが計画通りに進み、本当にありがたく思っています。

今後、弊社がビジネス展開を進めるなかで、ゲットイットさんの提供する「リユース販売」「第三者保守」「レンタル」で課題が解決できそうな場合は、ぜひ相談にのっていただければと思います。

ゲットイットさんとは、今後また一緒にビジネスできる機会を楽しみにしています。

ーー本日はお忙しい中、ありがとうございました。

「リユース品」をうまく活用することで納期問題を解決し、導入コストを大幅に削減できます。また「第三者保守」を組み合わせることで、リユース品の導入後も安心して機器を ご利用いただくことが可能です。リユース品と第三者保守を活用して、「短納期対応」や「コストカット」を実現したい企業さまは、ぜひゲットイットにご相談ください。

>> 本プロジェクトのネットワーク構築を担当した「NTT東日本さまのインタビュー(後編)」はこちら

 

株式会社モンテローザさま ロゴ
企業名 株式会社モンテローザ
主な事業内容 飲食事業を中心とする傘下子会社の経営管理
設立 1983年5月23日
URL https://www.monteroza.co.jp/

※このページの内容は2022年10月時点の情報です。

マーケティング担当 武

インタビュアー
株式会社ゲットイット
マーケティング担当 武
営業担当 高倉

担当営業
株式会社ゲットイット
営業本部 営業担当 高倉