2022年04月15日
ゲットイットを退職するメンバーに13の質問

ゲットイットを退職するメンバーに13の質問

 

退職の前に協力できることがあればしたいとインタビューに応じてくれたNさん。「この会社にいたい」と思いながらも辞める決断をしたのはなぜなのか。彼から見たゲットイットはどのようなものだったのか。向上心にあふれる素敵なNさんの退職前インタビューをどうぞ。

 


―――4年間お疲れさまでした!今の『やりきった度』はどのくらいでしょうか?

70~80%くらいですかね。
とにかくダサい辞め方はしたくなくて、営業になったからには、数字が上がらない状態で辞めるっていうのは『逃げの転職』だと思っていたので、数字を上げた状態で後任の人にパスできたことは自分の中で達成感があります。ただ、もっと深掘りできたなと思うところはあるので、そこはもうちょっと頑張りたかったなと思っています。

―――Nさんにとって『逃げの転職』とはどういうものですか?

一つ例示するとしたら、結果が上がらずに辞めてしまう状態。また、抽象的ですけれども、環境のせいにしてしまうのは恐らく『逃げの転職』かなと思います。というのも、ゲットイットは自分で環境を変えようと思えば変えられると思うので、それをやらずに辞めるのであれば、それは『逃げの転職』かなと思いますね。

―――なぜゲットイットを辞めようと思ったのですか?

キャリアアップとゲットイットでは培えなかった部分の営業スキルを培っていきたいというのが大きな理由です。
最初に入社した会社は看板の力もあって営業がやりやすかったんですね。その会社に比べたらゲットイットの看板ってそこまで強いものではなかったので、次はそこで自分の力を試してみたいと思いゲットイットに入ったんです。
若手の段階からかなりチャンスをいただいて、いわゆる看板がない状態でのITの営業が自分の中で割とできるようになった、ある程度のラインに達することができたかなという実感がありまして、次にまた大手企業に行って自分の力がどのくらい通用するのか試してみたくなったというところです。

―――ゲットイットに居続けても、これ以上の自身の成長はあまり見込めないかなと感じたりはしませんでしたか?

それは特段感じないですかね。やろうと思えばなんでもできちゃう会社だと思っているので、成長の限界って考えるのであれば、それは自分の想像力の限界なんだろうなと思います。ただ、キャリアアップという点では、扱える商材の広さや案件の規模などはどうしても今の会社のままでは実現が難しいところにはなるので、その部分においての限界は今のところあるのかもしれないですね。
ゲットイットの主力ビジネスである第三者保守は、基本的にサービス導入からやるような営業ではないので、まずは導入からお客さまと会話ができたり、それをクローズまで持っていったりしたい。転職の軸はそこですね。自分が扱えるビジネスの幅を広げていきたいというのがありました。

―――看板の力という言葉が出ましたが、看板の力がないことによる大変さはどのようなところで感じましたか?

そうは言えども業界の中での知名度はあるので、この業界を知っている方に対して営業はしやすかったですし、ビジネスとしては今のところはかなり需要があるので、そこに関しては、看板がなくても商材が良いという部分で大変さは感じませんでした。ただ、新規のお客さまの場合は会おうとしても会えないことが割とあったので、そこはもうガツガツ紹介してもらったり、社内リソースをうまく使ったりして対応しました。

―――ゲットイットで働いてよかったな、成長したなと思うことは何ですか?

人間関係が良好な場であったり、お客さまと対等であったり、役員や役職者とも忖度なく話せるという環境が一つの社会としてあるというのを知れたのが、自分の中ですごく大きな収穫だったなと思います。あとは割と棘が取れましたかね。社内の人に対する壁が薄くなりましたし、自分の棘がとれて丸くなった気がします。ゲットイットにいる人ってフレンドリーな方が比較的多いので、その中で業務を行えたことによって、ある意味社会に対する警戒心が解けたというか(笑)色々な人と関われて、色々な人の考えを知れたっていうのが一番大きかったかなと思います。
あ、あとあがり症が若干ましになったかな。

―――それはどのような要因で?

普通の会社って、営業1年目は先輩社員に同行することが多いですし、一人で出張に行って一人でお客さんに喋るってあんまりないと思うんですよ。新しく入ったばかりの人に一人で行かせるのは心配だし、ちゃんと喋れるかっていう懸念もたぶんあるので。でも、ゲットイットの場合は「やる!」って言えばやれる環境で、緊張するってわかっていても自分でやってみたかったので、それをさせてもらえたことが一番大きかったかなと思います。出張も最初から一人で行けましたし。

―――「一人で行きます!」に対して「よし、じゃあ行ってこい」といった感じですか?

そうです。結構、営業部に恵まれたというか部長の高倉さんにすごく助けられました。一人でやらせてもくれるし、相談すれば相談したなりの回答をくれますし、そこは割とお父さん感包容力のある兄貴感があったというか。なので、安心感を持って一人で営業することができたと思います。

―――ゲットイットを辞めることで、もったいないと思う部分はありますか?

もっと一緒に働きたかったなと思う人たちがいるので、そこですかね。なかなか同じような人は現れないと思っているので、そこに関してはもったいないというか、もっと一緒に仕事をしたかったなという思いはあります。あとは取引先の人、仲良くしてくれたお客さまともっと色々お話して一緒に色々な案件をやりたかったなと思うこともあります。

―――もしいつかまたゲットイットに戻るとしたら、会社や自分がどのようになっていたら戻ろうと思うでしょうか?

ゲットイットがどうなっているかっていうのはあまり考えていないですね。それよりも今回の転職のきっかけがそもそも自分のキャリアアップを考えてのことなので、自分自身にフォーカスすると…営業スキルを上げてから?ですかね。その時に自分が所属している会社で関わった人たちに、気持ちよく次に送り出されるくらいの自分になっていたらいいのかもしれないですね。

―――新しいところでは、どんなことをしていきたいですか?

ガツガツ数字を上げていきたいなと思います。まずはそこかなと。あと、ゲットイットではマネージャーとかは経験しなかったので、マネージャー職もちょっとやってみたいなと思うところはありますね。大枠で見れば次に行くところも同じ業界なので、その仕事の中でゲットイットの人たちとお会いできたらめちゃくちゃ面白いなっていうのは今考えています。競合とかになりたいですね。

―――では最後に、辞める立場の人から入社を考えている方へのメッセージをお願いします!

それ面白いっすね!
人数が増えてきて、いろいろ整備しなきゃいけない部分も増えてきて、ちゃんとした会社になりつつある部分と、傍ら、ちょっとベンチャー感がまだ残っているところがあったりするので、そのミスマッチ感を…いや、もっといい言い方で…ミックス感!を楽しめる方にはとてもいいんじゃないでしょうか。

―――ミックス感!最後に素敵な表現をありがとうございます。

2年間の営業の集大成です!(笑)

―――Nさんの新たな挑戦を応援しています。いつでも戻ってきてくださいね!

 


 

インタビュー後記:
皆に惜しまれ去っていくNさん。当時採用した加藤は感慨深そうにしていました。退職してもいつでも遊びに来てね。いい呑みっぷり、また見せてください。Nさんの挑戦を応援しています!!!