人事部が社長に聞いてみた!会社のこと、考えていること、望むこと(3) – 株式会社ゲットイット
2021年10月20日
人事部が社長に聞いてみた!会社のこと、考えていること、望むこと(3)

ゲットイット社長インタビュー

 

一人ひとりの姿が見えにくくなるリモートワーク。社員同士のみならず会社の代表だってそれは同じこと。「自分から話に入っていくのはそんなに得意ではない」という廣田社長。ならば人事部が社長に話を聞きに行こうじゃないか!ということで、社員インタビューならぬ社長インタビューを行ってきました。

インタビュアー:ほながなるみ

 


―――多様性・個性をとても大切にされている印象を受けます。一人ひとり違う分やることも考えることも多く複雑になりますが、それでもこちらを選ぶのはなぜですか?

自分がどちらかというとずっとマイノリティサイドにいたんですよね。とにかく決められた正しさを振りかざす教師とはそりが合わないんです。本質的に。その経験が大きいんだと思います。

一時期、会社のルールをきちんと作ろうと、正しいと正しくないの境界線を明確にしようとしたことがあったんです。例えば、服装はこうあるべきだみたいなルールとか。日本の教育っそんな感じのところがあるじゃないですか。その日本の教育に合わなかった僕のような人間がそれをやろうとすると、自分自身が心地よくないわけです。自分自身が心地よくないのにやるから違和感が出てくるんです。なので一回やってみたけど、「もうやーめた!」みたいな感じで今のようになりました(笑)

―――社員もとても大事にされていますよね。

うーん、『大事にする』だとなんか『守ってあげる』みたいな感じがするんですけど、そういう感じではないんですよね。ニュアンスとしては、僕がみんなを大切にするというよりは、自分自身を大切にしてほしいなって感じなんです。そして、それができる職場でありたい。

仕事をする時に、自分にとって意味があるとか価値を感じられるとか生きている感じがする方がいいんじゃないかなと思っているので、そう思えるような舞台とか場所を用意するのが僕の責任だと思っています。ただ、その先で自分が輝くかどうかはあくまで本人の問題だと思うし、うちがいい場合もあれば違う場合もある。だけどなるべく違わないように、僕としては最高の舞台を用意し続けようと思っています。

―――みなさんにもその思いは伝わっているのではないでしょうか。「社長はとても合理的な判断をするけれど、そこに深い愛情を感じるから一緒に会社を良くしていこう!という気持ちになる」という声を聞きました。

いい解釈をしてもらっているおかげでここまで来たんでしょうね(笑)

―――廣田さんの仕事のモチベーションは何ですか?

毎日やりたいことをやっているだけなんで、あんまりモチベーションって考えたことがないですね。逆に言うと、やりたくないことをやらないことは大事にしてます。
僕、ずっと満員電車に乗ったことがなかったんですよ。6年くらい前に初めて満員電車に乗ったら、もう衝撃的すぎて。ある時どっかの駅で押し出されて、もう一回乗る時に「もう俺、乗れない」と思ったんですよ。もう一回あの中に戻る気力がない。その時に、こんなに嫌な思いをして会社に行くのに、会社に行ってまでやりたくないことをやっているとなったら意味ないかなって思って。だから、そういう感じでは働きたくないし、そういう会社にしたくないなと思っています。

―――会社として目指す方向や何か大きな世界観のようなものはありますか?

繰り返しになっちゃうんですけど、僕自身が何かをめちゃくちゃ目指していて、そっちに向かって全員で行くぞ!みたいな感じではないんですよね。今までも会社が大きく成長するタイミングには「こういうことをやりたいんです!」と誰かひとりがあげてくれた声が起点となっています。一人ひとりが発する「もっとこうしていったらいいのに」の想いでゲットイットは発展してきたと思うし、きっとこれからもそうなんだと思います。

―――様々なタイプの人がいるからこその発展ですね。今後さらに活躍の場が増えることが予想されますが、ガンガンやりたいタイプの人にとってゲットイットの良さはどういう部分だと思いますか?

誰も止めない、とか?(笑)

―――誰も止めない(笑)

暴走度合いにもよりますけどね(笑)

―――現在、会社に足りていないと思うもの、強化していきたいところは何ですか?

男女比のバランスですかね。今、役員が男性しかいないんですけど、僕らだけだと例えば女性特有の問題についてはそもそも話題に上がることがないんです。身体的なこととかは男には本当にわからないことなので。ただよく考えてみると、もっと周りに声をかけて頼ったらいいのかもしれないですね。ゲットイットはよくも悪くも、困っている当人が声をあげてはじめてその課題と向き合おうとするところがあって。でも、自分たちには見えていない視点を得るために、声をあげてもらえる、意見を聞けるような場や仕組みを考えてもいい気がしてきました。そういう意味じゃ僕たちの皆を頼る力がまだ足りてないのかもしれないです。

―――最後に、入社を希望する人も含め、ゲットイットで働く一人ひとりに望むことは何ですか?

仕事に真面目に取り組むことかな。真面目にというか、自分が持っている力を100出せているか。

これまで20年の間に本当に色々な人がいて、怒鳴る人もいれば、怒って帰っちゃう人もいたんだけど(笑)その人の中にちゃんと「一所懸命やりたい」っていう思いがあれば、そういう行動も理解できるんですよ。ただ、「良くしていこう」とか「こうしていきたい」って思いが見えているうちはいいんですけど、気持ちが無い中でそういう態度を取られるのはちょっと違うなって気がします。
色々な人がいる中で、不器用だけれど一所懸命やってくれている人たちの姿に刺激をもらうんです。昔、僕が会社に行くときにメンバーの一人に走って追い抜かれたんですよね。その人は「電車が遅れて、始業に間に合わないから」って走ってたんですけど、僕にはその感覚ってなくて。だって電車の遅延って、公明正大に遅れていい日じゃないですか!(笑)だから、その感覚は単純にすごいなと思うし、不器用なメンバーほどそういうところを大切にしていたりするんです。そういう人の姿はいつも励みになるというか、僕もちゃんとしないとなって思わされます。

あとは最初にも話したように、思っていることを言うことかな。ゲットイットが目指す世界に向かって進んでいくのを動かしていくのはやっぱり一人ひとりの意思なので。
言わないと届かないし、ゲットイットは「どうしたの?聞いてあげようか?」とか「会社があなたを守るよ」って感じの会社ではありません。だけど、言われた時に「何言ってんの?バカじゃん!」「そんなの無理無理!」みたいな扱いはしない。だから、言うのがあまり得意じゃない人もそこは勇気を出して自分の意見を言って欲しい。僕1人では想像もできないようなゲットイットを一緒に創っていけたらって思いますね。

 


人事部が社長に聞いてみた!会社のこと、考えていること、望むこと(1)