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MEMBER INTERVIEW

浅草・花やしきで、“ありがとう”の気持ちを伝える
プレミアムナイト体験レポート

インタビュー座談会
浅草・花やしきで、“ありがとう”の気持ちを伝える<br>プレミアムナイト体験レポート
これまで採用インタビューを通じて、ゲットイットの皆さんと関わってきた私・西谷。
このたび同社の<プレミアムナイト>にゲストとして招かれ、その一夜を間近で体感しました。浅草花やしきに広がる笑顔と温もりの中で感じた、同社ならではの”感謝と信頼” の文化。
その様子を、レポートとしてお伝えします。

開場の様子

特別な夜の幕が上がるまで――社内の想いと準備の舞台裏

浅草の街に夕暮れの灯りがともりはじめた頃、浅草花やしき(以下、花やしき)のゲートには、にぎやかで温かなざわめきが生まれていました。2025年9月12日(金)。この夜、花やしきを舞台に開かれたのは、一夜限りのゲットイットによる特別イベント「プレミアムナイト」です。

前日は東京が激しい雨に見舞われ、当日の天気が少し心配でしたが、この日は奇跡的に天候が回復。気温も24℃。この時期続いていた蒸し暑い日々が落ち着き、さらりとした涼しさのなか、夏の終わりと秋の気配が入り混じるような、穏やかな夜となりました。

日頃からお世話になっているお客さまや取引先、協力会社、そしてそのご家族に“ありがとう”の気持ちを届けたい――。そんな思いから、廣田社長のひと言をきっかけに、この企画が動き出しました。3月には「やってみよう」という号令がかかり、花やしき側との調整を経て、6月には社内でイベントサポーターを公募。若手社員を中心に25名が名乗りを上げました。

外部の業者に依頼するのではなく、花やしき側で対応できないことは、すべて自前で準備から運営までを行う。それが実現できたのも、さまざまな経験をもつ個性的なスタッフが揃っているからでしょう。

招待券とチラシ

自宅に郵送いただいた招待券とチラシ。すべてゲットイットで制作したオリジナル

社内には、イベント企画をしていた社員や、ファッションショーの集客を手がけていた社員など、イベント関連の経験を持つメンバーも多くいました。それぞれが前職で培った知見を持ち寄り、実務の工夫が次々と生まれていきます。

「混雑すると社員が誰かわからなくなるから、胸にシールを貼ろう」

「受付では列が滞らないように、動線を工夫しよう」

そんな声が自然にあがり、経験とチームワークが合わさって、少しずつ“ゲットイットらしい形”ができていきました。

感謝を形にした“共創の夜”。826名が笑顔でつながる

私自身、花やしきを訪れるのはこの日がはじめて。子どものころから名前だけは知っていた“日本最古の遊園地”に足を踏み入れられるとあって、取材とはいえ気持ちは半分遠足気分。どうにも待ちきれず、その日は少し早めに仕事を切り上げて浅草へ向かいました。

テンションが上がりすぎて開場時間を勘違いし、1時間も早く到着。時間までのあいだ、浅草の街をぶらぶらと歩き、提灯の灯りや人力車の車輪の音に耳を傾けながら、少しずつイベントへの期待が膨らんでいきました。

開場時間の18時30分に合わせて花やしきのゲートに到着すると、小さな子どもを連れた家族連れや、仕事帰りの取引先の方々が次々と入場していく姿が見られました。スタッフは笑顔でチケットを受け取りながら、「お待ちしていました」と声をかけていました。

園内に入っても、知り合いの取引先を見つけた社員が笑顔で駆け寄り、あいさつがあちこちで交わされ、会場全体が温もりに満ちていきました。なかには、浴衣で来場者を迎える社員の姿も。そのエンターテインメントぶりに驚かされるばかりです。通路には、プラカードを手にしたスタッフが園内に立ち、立ち止まる人が出ないようさりげなく道順を案内する姿も印象的でした。

ゲットイットスタッフ

看板を持つスタッフ スタッフ自らも、プレミアムナイトを楽しんでいました

私もいつもお世話になっている人事担当者の方にご挨拶すると、その方はお子さん向けに作ったキャラクター入りのワッペンを、次々と来場するお子さんたちと一緒に創っていました。あとで聞くと、「非公式ですが、採用向けの自社キャラクター(ゲッティくんとバッチャン)を考えました」と楽しそうに話してくれました。そのお披露目に合わせ、急きょシールを制作したそうです。

ゲッティのステッカー来場者に配ったステッカーシール(左)
子どもたちが背中に貼っているのが新サブキャラクター「バッチャン」シール(右)

受付を通ると、手渡されたのは〈万世のカツサンド〉。さらに、ビールやジュース、お茶などのドリンクを自由に選べるコーナーもあり、すべて無料。会場に一歩足を踏み入れた瞬間から、“おもてなしの心”が伝わってきます。

園内に進むと、すでにあちこちで人だかりができていました。実は開催が決まった当初は、「そんなイベントに本当に人が集まるのだろうか?」という声もあったといいます。それでも、趣旨を丁寧に伝え、開催時期の調整や準備を重ねるなかで、次第に社内にも協力の輪が広がっていきました。もともとは約500名を想定していたそうですが、告知が始まると予想をはるかに上回る反響があり、結果として826名の盛況ぶり。「思っていた以上に多くの方が来てくださって、うれしい悲鳴でした」と、現場スタッフが笑顔で語っていました。

ゲストの方に一人一個「万世のカツサンド」をご用意

ゲストの方に一人一個「万世のカツサンド」をご用意

入場の様子

入場の様子。来場者には着衣に貼るステッカーを配布していました。

廣田社長の挨拶とともに、プレミアムナイトのスタート

19時のスタートを前に、私も腹ごしらえをしようと〈万世のカツサンド〉を手に、座る場所を探しました。しかし、園内を散策してみると、お好み焼き、チョコバナナ、ジャガバターなどの露店が並び、さらにアイスの売店やクレープ屋、たこ焼き屋、そして懐かしのドムドムハンバーガーまで。しかも、どれも無料で楽しめるという太っ腹なサービスです。

まるで遊園地全体が“巨大なビュッフェ会場”のようで、見ているだけでもワクワクしてきます。せっかくなので、いろいろ食べ比べてみようと、カツサンドは持ち帰りに。ここでしか味わえないメニューを堪能しました。夢中で食べ歩いているうちに、いつの間にかアトラクションのスタート時間に。するとアナウンスが流れ、ゲットイットの代表・廣田さんのあいさつが行われました。

20歳の頃、実家の屋根裏で中古機器を修理することから始まったという創業の原点。

「ここまで続けてこられたのは、仲間や取引先、お客さまのおかげです」と、感謝の言葉が穏やかに語られました。

廣田さんはまた、法政大学・坂本光司先生の著書『日本でいちばん大切にしたい会社』との出会いが、自分の経営の出発点になっていると話します。

「社員、その家族、取引先、お客さま、地域社会――五人の幸福を大切にする会社でありたい」。そんな想いを胸に、このイベントを開いたそうです。

「ゲットイットと組むと、なんかワクワクするね。そう思ってもらえる時間にしたい」

そう締めくくると、会場から拍手が起こり、いよいよカウントダウン。

「5、4、3、2、1――スタート!」

廣田さんの声に合わせて、夜の花やしきに歓声が響き渡りました。

廣田社長によるカウントダウンの様子

廣田社長によるカウントダウンの様子

夜の花やしきに笑顔があふれる――アトラクションと縁日を満喫

アトラクションが稼働すると、園内は一気に活気づきました。私もそれにつられて、さまざまな乗り物に挑戦。なかでも、72年前の誕生以来、今も現役のローラーコースターは味わい深い存在。最新機種のような派手さはないものの、コンパクトさと手づくり感が生む“ここでしかないスリル”を楽しめます。円盤型の巨大アトラクション「ディスク・オー」では、スカイツリーや浅草寺の幻想的な風景が見える――はずなのに、目の前を回転と遠心力が奪っていき、きれいな景色はすっかりどこかへ。

地味に怖いのが、星型の乗り物『リトルスター』です。ぐるぐる回転し、降りたあともしばらく平衡感覚が戻りません。思わずこの気持ちを共有したくなり、スタッフさんにも「これやばいっすね」と声をかけてしまいました。

ぐるぐる回り続ける「リトルスター」

ぐるぐる回り続ける「リトルスター」

また意外に面白かったのが、昔ながらの縁日のあそび。“わっかなげ”と“まとあて”。これは別料金、1回500円で6投できると聞き、挑戦したところ、なんと全投命中。子どものおみやげをゲットできました。(次の日「おみやげ」と、子どもに渡すと大喜び!おいしいメガネストローは楽しかったようです)

 

マルハナ縁日「わっかなげ」でゲットした商品群

当日、マルハナ縁日「わっかなげ」でゲットした商品群

改めて園内を見渡すと、家族連れ、同僚同士、友人グループなどが思い思いに過ごす姿がありました。アトラクションを楽しむ人、ベンチで談笑する人――それぞれの笑顔が重なり合い、貸し切りだからこその安心感とぬくもりがあふれる場所に。あちこちから響く笑い声が、夜の遊園地をやさしく包み込んでいました。

“レクリエーション”を超えて――信頼を深めた一夜

楽しい時間は、いつも駆け足で過ぎていきます。アトラクションの余韻が残るなか、気がつけば閉園時刻。名残惜しさを胸にゲートへ向かうと、そこには廣田さんをはじめ、ゲットイットの社員の皆さんが一列に並び、笑顔でゲストを送り出してくれました。

退場の様子

「楽しかったです」「またぜひ開催してください!」――ゲストから次々と声がかかり、そのたびに社員が丁寧にお礼を返す光景が印象的でした。笑顔と拍手に包まれながら、花やしきの夜は静かに幕を閉じました。

イベント終了後のアンケートでも、多くの反響が寄せられました。

「家族みんなで心から楽しめた」「非日常の時間を過ごせた」といった声に加え、「帰り道まで子どもが興奮していた」「父としての株が上がった気がします」といった微笑ましいコメントも。その一部のコメントを下記で紹介します。

「夜の遊園地を貸し切りで楽しむなんて、なかなかできない貴重な体験でした。スタッフの皆さんの対応も温かく、御社らしさを感じました。」

「イベントの規模の大きさに驚きました。社内でも“すごいイベントだった”と話題になっています。」

「遊園地を丸ごと貸し切るという発想が本当に素敵♪ 社員や家族を大切にする会社だと改めて感じました。」

「普段は仕事でお付き合いしていますが、今回は“人と人とのつながり”を改めて実感しました。」

「子どもたちが『また行きたい!』と何度も言っています。家族サービスの機会にもなりました。」

「非日常のワクワク感が味わえる最高の時間でした。ウェルビーイングを体現している企業だと思います。」

「準備の細やかさに感動しました。開催時間や食事の量、ごみ箱の配置まで完璧で、参加者への気配りを感じました。」

「こうした場があるからこそ、ビジネス面でも良い関係を築けていると感じます。次回もぜひ参加したいです。」

これらのコメントからもわかるように、歓声と笑顔があふれたこの夜は、単なるレクリエーションではなく、“人と人との信頼”を深める特別な時間として、多くの人の記憶に刻まれたようです。

閉会の様子

レポーター:西谷 忠和(ライター)

体験レポート後記:桐谷

いつもわたしたちゲットイット社員へのインタビュアー/ライターとして関わっていただいている西谷さん。以前にインタビューを受けた社員からは「園内で西谷さんに会いましたー!」と嬉しそうに報告がありました。お仕事を通してたくさんの社員に会い、会社の成長も見守ってくださるそんな西谷さん視点のゲットイット全体の雰囲気、レポートの読み手のみなさんにも伝わるといいなーとしみじみしている秋の夕暮れです。

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