株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は、2021年11月25日(木)13:00~13:45に、IT機器の「買取り」および「第三者保守」についてのウェビナーを開催します。
業界初テレビCMも:IT資産の「買取り」「第三者保守」で、サステナブルなIT運用を
企業その他法人のITコスト削減を考える際に、役目を終えたIT機器の「買取り」や、メーカーサポート終了後であっても安心して使い続けることが可能な「第三者保守」という選択肢があります。
これらのサービスについて分かりやすく伝え、コスト的なメリットはもちろん、IT資源を長く、賢く使うことで環境にも良いソリューションであることの理解訴求を目指し、当社はBtoBのITハードウェア第三者保守ベンダーとして、業界初のTVCMの放送を開始しました。
ゲットイットでは、パーツ交換などを行いながらIT機器を長く使い続け、使い終わった後もすぐに廃棄するのではなく、次のユーザーにつなげていくことで、IT機器のサーキュラーエコノミーへ貢献し、よりサステナブルなIT運用の実現を目指しています。
IT機器の買取り・リユースを含めた「ITAD」市場:COVID-19の影響、および世界的な環境意識の向上により拡大
欧米などでは、IT機器の買取り、二次流通、そのための再整備、およびリサイクル処理/廃棄処理などの市場を総括して「ITAD」(IT Asset Disposition:IT資産の適正処分)と呼んでいます。
ITADに関する市場調査(※1)によれば、2020年における世界全体でのITAD市場規模は146億ドル(≒1兆6,060億円)前後となっています。また、今後の市場規模の推移については、当初、2026年までに212億ドル(≒2兆3,320億円)に達する
と予測されていましたが、その後、245億ドル(≒2兆6,950億円)へと、大幅な上方修正が加えられました(※2)。
同調査は、長期的な市場予測の拡大の要因として、COVID-19の影響により、企業が財務的な損失により敏感となったことから、二次流通などIT資産の有効活用に目を向けるようになったこと、およびリユースIT機器への需要が高まったことなどを挙げており、世界的な環境意識の向上も、長期的なITAD市場の拡大傾向をさらに強めたと指摘しています。
WEBセミナーで分かりやすく紹介 コスト・環境の2つのメリット
この度当社では、テレビCMの放送に併せて、IT機器の「買取り」「第三者保守」に関するウェビナーを開催します。
「買取り」「第三者保守」の両サービスについて、コストメリットはもちろん、温室効果ガス削減貢献の効果や新規資源使用回避効果など(※3)、どのような環境メリットがあるのか、情シス担当の方はもちろん、CSRや経営層の方など、担当部署以外の方でも理解を深めていただける機会を予定しています。
ウェビナー基本情報
日時 :2021年11月25日(木)13:00~13:45
主な内容:コスト・環境メリットの観点から「買取り」「第三者保守」を解説(30分)
視聴者からの質問に答えるQ&A(10分)
定員 :1,000名
(参加費無料、登録期限は前日23:59まで)
このウェビナーで学べること
◆買取りと第三者保守のコストカットの仕組み
◆適切なデータ消去後のIT資産の有効活用とその事例
◆第三者保守を活用したお客さまの経費削減の事例
こんな方にお勧め
◆買取り、第三者保守について知りたい業界・メディア関係者の方
◆ITコストにお悩みの、経営者/経営企画室、ITシステム担当の方
◆環境への取り組みを模索しているCSR担当の方
◆IT資産管理のご担当の方
◆その他、買取り/第三者保守について知りたい方(初めての方にもわかりやすくご説明いたします)
※ 企業や自治体、メディアなど、法人所属の方を対象としたウェビナーとなります。
パネリスト紹介
中村 浩英(なかむら ひろひで)
株式会社ゲットイット、ITAD営業部長。ITAD=IT Asset Disposition の略であり、法令遵守・セキュリティ・経済性(ROI)・環境負荷の各要素を考慮したIT資産の適正処分を推進。過去35万台以上のIT機器の買取りを行ってきた当社において、大企業/自治体のIT機器買取り案件を数多く手掛け、買取り現場のスペシャリストとして活躍。新規の買取り案件の創出に特化した営業活動にも注力し、年間約50社の企業が、その支援のもと、廃棄スキームから買取りスキームへの移行を果たしている。船橋市など自治体の案件も数多い。
買取りスキームを作ろう!初めての買取りハンドブック
高倉 征二(たかくら せいじ)
株式会社ゲットイット、エンタープライズ事業部第三営業部部長。大手IT企業を中心に数多くの保守案件を担当。SIer企業・エンドユーザー企業と連携し、大型システムの延命や更改支援を行ってきた。ハードウェアエンジニアなど社内の技術職と連携して難度の高い大規模案件を手掛ける一方で、プレイングマネジャーとして後進の育成にもあたっている。EOSL保守などの第三者保守サービスを得意分野とするが、「Sustainable Computing ®」としてITAD系の買取りサービスの提案も積極的に行っている。
初めての第三者保守「『困った』を解決するマルチベンダー保守とは?」
司会:Yukiko Take
株式会社ゲットイット、マーケティング担当。学生時代にリサイクルショップでアルバイトをしていたこと、スウェーデンに留学していたことから、北欧雑貨の輸入事業(当時)とリサイクル事業を営んでいるゲットイットに運命的な繋がりを感じ新卒で入社。一度転職するも、2020年に再入社し、現在はマーケティング担当として勤務。好きなことは言葉遊び、歌。「NIKKEI 社歌コンテスト」応募曲「微速前進」ではボーカルを務めた。
注釈
https://www.strategyr.com/market-report-it-asset-disposition-itad-forecasts-global-industry-analysts-inc.asp
なお、上方修正された2026年のITAD市場規模の元の推定値については、同社による以下のレポートを参考としています。
Global Industry Analysts市場調査「IT Asset Disposition Market with COVID-19 impact Analysis By Service And Region – Global Forecast to 2026」(2021年4月)
https://www.reportlinker.com/p04364903/IT-Asset-Disposition-Market-by-Service-Asset-Type-Organization-Size-End-User-Geography-Global-Forecast-to.html
※2 ドルから円への換算は基準外国為替相場及び裁定外国為替相場(2021年11月分)の1ドル110円を用いて行っています。
※3 IT機器の「買取り」「第三者保守」の環境メリットについて
IT機器の「買取り」は、その後の二次流通・リユースにつながります。IT機器のリユースは、同等の機器を新規に製造する場合と比較した場合に、温室効果ガス排出量の削減に貢献します。外部専門家調査によれば、標準的な1Uサーバーをリユースした場合、新規製造に比較して、99.8%のCO2排出量削減効果があると算出されました。
当社では、2019年度において、サーバー約2万5,000台、その他のIT機器約7万台のリユース販売実績がありましたが、同外部専門家調査によれば、これらの機器を新規に製造した場合と比べ、温室効果ガス排出量の削減貢献量は約35,000 t-CO2/年(推定値)となっています。
なお、35,000 t-CO2/年の温室効果ガス削減貢献量は、「杉の木約250万本が1年間に吸収するCO2量」と概ね同等となります。(換算は関東森林管理局「森林の二酸化炭素吸収力」の数値を用いたもの。参照:https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/tokyo_kanagawa/knowledge/breathing.html)
また、製造時に使用されるレアメタルなどの各種資源についても、一般に3TGsと呼ばれる紛争鉱物のカテゴリーにおいては、タンタル(Ta)27.9kg、タングステン(W)13.1kg、錫(Sn)783.9kg、金(Au)6.4kg、同様にその他リサイクル難度の高いレアメタルにおいても、コバルト(Co)148.5kg、ネオジウム(Nd)141.9kg、ジスプロシウム(Dy)0.8kg(各推定値)など、新規資源の使用量の削減に貢献してきました。
IT機器の「第三者保守」の環境メリットについては、現状、数値化は行っていませんが、多くのIT機器が5~7年でメーカーサポート終了(End of Service Life:EOSL)を迎えて入れ替えられる中、第三者保守では、いわゆるEOSL保守も広く行われており、IT機器の製品寿命を延伸することで、リユース同様に、製品寿命が5~7年である従来のIT機器運用との比較において、温室効果ガス削減効果や、新規資源の使用回避に貢献しています。
各サービスの概要については、以下のページをご参照ください。
株式会社ゲットイット
都内2,000㎡倉庫(勝どきZETTA)の豊富な在庫量と、マルチベンダー対応の技術力で、企業の抱えるITの「困った」を解決。サーバー・ネットワーク機器等ITハードウェアの専門家として、レガシーシステム運用に必要なEOSL保守(第三者保守)から、検証環境構築のための機器レンタル、情報機器処分(ITAD)に伴うデータ消去や買取りサービス、コスト削減のリユース販売まで、1社1社のオーダーに応える形で様々なハードウェア関連サービスを提供。株式会社ゲットイットは、持続可能な社会発展へ向けた「SDGs」への関心の高まりを受け、「使えるものは、長く使う」「使い終わったものは、次につなげる」の2点を掲げ、保守による機器の長寿命化や機器のリユース・リサイクルにより、ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス「Sustainable Computing ®」※ を展開しています。
社名 :株式会社ゲットイット
URL :https://www.get-it.ne.jp
所在地 :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F
代表者 :廣田 優輝
設立 :2001年4月
事業内容:ITハードウェアサービス:第三者保守、EOSL保守、販売、買取り、修理、レンタル、移設、構築、データ消去 等
※Sustainable Computing ®(サステナブルコンピューティング)とは、「使えるものは、長く使おう」「使い終わったものは、次につなげよう」をコンセプトにゲットイットが考案した「ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス」の名称です。
●本件に関するお問い合わせ
担当者 :川澄 (カワスミ)
電話番号:03-5166-0900