2023年11月01日
E-wastream Japan 2023終了! 今年もみなさまのご協力、ありがとうございました!

E-wastream Japan 2023終了! 今年もみなさまのご協力、ありがとうございました!【E-wastream Japan 2023】

 

今年のE-wastream Japan 2023も、おかげさまで10月31日をもって無事終了を迎えました。
今年はプロジェクトメンバーを社内で募った結果、マーケティングだけでなく営業やエンジニアの有志も参加してくれました。部署部門の垣根を超えたゲットイットらしいプロジェクトになったと感じています。
そんなパワーアップした今年のE-wasteam Japan 2023。
各企画のご報告も兼ねまして、ここに振り返ってみます。

①キャンペーンのご報告

今年はWキャンペーンと題して、「買取り金額10%UP! おトクにグリーントレード」「消去証明書をおためし! 価格もデータもデリート」キャンペーンの2本立てで企画しました。
キャンペーンは10月31日をもって終了しておりますが、おかげさまで現在複数件のお問合せをいただいております。

さらに、昨年に引き続き、キャンペーンと連動した認定NPO法人への支援を企画していました。
これは、買取りのご発注をいただいたお客さまで本取り組みに賛同いただける方を対象に、お客さまにお支払いする買取り金額と同額を、認定NPO法人「テラ・ルネッサンス」さまに支援するという取り組みです。
テラ・ルネッサンスさまは、紛争鉱物をめぐる元子ども兵の社会復帰などの課題に対する現地での直接的な支援活動に加え、国内では『平和教育』を中心とした啓発活動に取り組んでいる認定NPO法人です。
当社は2021年に新設された「未来費」や、「サーバーforコンゴ」といったプログラムを通して、以前からその活動を支援してまいりました。

今回のイベントでは、私たちの力不足もあり実際に寄付するところまでは至りませんでしたが、引き続きテラ・ルネッサンスさまの活動は応援していきます。
来年こそはE-wastream Japanから支援ができるよう、より一層良いキャンペーンを企画していきます!

②オンラインイベントのご報告

今年は、NTTコミュニケーションズ株式会社よりイノベーションセンター担当部長 境野 哲(さかいの あきら)氏をゲストにお迎えし、オンラインイベント『循環型社会”見える化”の最前線』を開催いたしました。
イベントの詳細はこちらに記事がありますので、ぜひご覧ください。
境野氏のご講演はもちろん、オープンディスカッションでも活発な議論が交わされていて、非常に有意義なイベントとなったと感じています。
個人的には、SDGsの達成目標が2030年であることに触れ、逆算すると今から取り組んでいかないと遅いです、企業同士の利害を超えた協力体制が必要なんです、というメッセージが刺激的でした。

NTTコミュニケーションズ境野さんとのオンラインイベント

③社内の取り組み

社外向けのイベントの企画を進めていく中で、ふと「そもそもE-waste問題って、社内にどれくらい知られているのだろう?」という疑問に立ち返りました。実は、ゲットイットメンバーの入社理由は“社風に惹かれて”という人が多く、最初からIT機器への知識が豊富な人は少数派です。E-wasteという言葉を入社してから初めて知るメンバーも多数います。(かく言う私もその一人でした)
そこで、ハードウェアを取り扱う企業として、プロジェクト以外のメンバーにもE-wasteのことをより深く知ってもらいたいと言う思いで、「E-wasteとはなんなのか?何が問題なのか?」を説明する資料を作成し、社内に向けて啓蒙活動を行いました。

E-wasteとは?社内向け資料

なぜこの「E-wastream Japan」という活動を行っているのか、という前提から伝えた結果、社内の理解が高まり、イベント自体への協力が昨年よりも得られやすくなったと感じています。

④認定NPO法人DxPさま共催 リユースPC寄贈

10月26日、当社のCSR活動チームは認定NPO法人D×Pさまと共催し、リユースPCの寄贈企画を開催しました。
DxPさまは「10代の孤立」という社会課題に取り組まれている認定NPO法人です。PCを使って在宅ワークをしたい・スキルアップのために勉強したいが、さまざまな事情からPCを利用するのが難しい10代の若者のために、今までにも当社からリユースPCを寄贈していました。
今回は初の試みとして、当社の技術拠点に彼らをお招きし、実際に寄贈するPCをキッティングしてもらうというイベントを企画しました。

認定NPO法人DxPさまとの交流会イベント

IT機器が大量廃棄されている同じ社会に、PCを買えず学習や就職の機会を失っている10代がいます。PCがE-wasteになるのを防ぎ、必要としている人の元に届ける。ゲットイットがその橋渡しのような存在になれていると実感する取り組みでした。

⑤まとめ

昨年よりメンバーも増え、あれこれ夢を膨らませながら(海外視察ツアーなんて案もありました!)、6月より企画を進めていたこのE-wastream Japan 2023。各メンバーがそれぞれの業務と兼務しながら、これらの大きな企画をやり遂げたことは自信につながりました。

そして何より、業種・職種・企業規模を問わず、E-wasteを含む環境問題に対して課題意識を持っている方がこんなに多くいるんだ、ということを、E-wastream Japanの盛り上がりを通して実感しています。来年は、そんな方々と共にE-wastream Japanの輪をもっと拡げていければと思っています。

この記事を書くにあたり昨年のブログを読み返したら、『“E-waste”という言葉がスマホ以上の普及率を誇る(?)ようにしていきたいと思います!』という意気込みが綴られていました。
E-wastream Japan 2023を終えたいま、実際にイベントに関わってくださったみなさまの中では、“E-waste”という言葉はスマホ並みの認知度になったのではないかな、と感じています。

キャンペーンにお問い合わせ・検討してくださったみなさま、オンラインイベントにお申込み・ご参加いただいたみなさま、そして今このブログを読んでくださっているみなさま、本当にありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします!

E-wastream Japan 2023はこれにて終了です!ありがとうございました。