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COLUMN

「『捨てる社会』から『つなぐ社会へ』」の裏話と見どころ紹介

「『捨てる社会』から『つなぐ社会へ』」の裏話と見どころ紹介

こんにちは。E-wasatream Japan 2025運営事務局の武です。今日のブログでは、今年のオンラインイベントについてご紹介したいと思います。

4年目となるオンラインイベント、今年もビッグゲストにおこしいただきました・・!


経済産業省
イノベーション・環境局GXグループ
資源循環経済課 課長
三牧 純一郎 氏

日立製作所
研究開発グループデザインセンタ
ユーザエクスペリエンスデザイン部
デザイナー
藤元 貴志 氏

ご登壇いただいたお2人を知ったきっかけ

経産省の方にお話を聞いてみたい!と思ったきっかけは、2023年に産業技術環境局がまとめた「資源循環経済政策の現状と課題について」というレポートでした。リユース品は、新品ビジネスを阻害するものとしてみられることもありますが、このレポートではリユースもリサイクルも経済政策として描かれており、サーキュラーエコノミーをビジネスの観点から進めていくんだという意思が伝わってきます。経済政策としてのサーキュラーエコノミー最先端について、政策を作る立場の人に聞いてみたい、、!と思いオファーさせていただきました。

続いて、日立製作所の方にお話を聞いてみたい!と思ったきっかけは、「リペア社会をデザインする」の冊子を目にしたことです。この冊子では、直して使うことが当たり前になった未来を描いています。日立さんは、それこそ新品vs中古論争が起こってもおかしくないメーカーというお立場で、どうやってこのような活動を進めているのだろう?と興味がわきました。また、この冊子の中では「エモさ」が1つのキーワードになっています。わざわざ修理して使うことは経済的に見たら合理的ではないかもしれないけれど、経済合理性に代わる価値判断としてエモさがあってもいいじゃないか、という大胆な提言が新鮮で、そんな社会もいいなと思いました。

収録を終えての見どころ紹介

先日収録を終えたので、見どころを紹介したいと思います。

まず、三牧さんのパートでは、資源循環が政策としてどのように位置づけられているのか、短い時間でぎゅっとまとまっています。新しく資源循環の担当になったが前提知識がない・・という方の入門編としてもおすすめです。

藤元さんのパートでは、社内プロジェクトである「なおスト」についてお話いただいています。社内プロジェクトの立ち上げ→拡大のストーリーとしても面白いなと思いました。このプロジェクトをきっかけに社内で対話が生まれ、事業部も興味を持ち、今後ビジネスとしての展開もありそうとのこと。これぞイノベーション、、!と感じました。

パネルディスカッションでは、新品vs中古論争についても取り上げています。エモさについても話しました。製品の寿命設計についても触れています。話題は多岐に渡りましたが、全体を通じて、サーキュラーエコノミーの具現化についてそれぞれ次のステップをどのように描いているのか、具体的に見えやすい鼎談だったのではないかなと思います。

ぜひ、多くの方にご視聴いただきたいと思います。お時間がございましたらぜひご参加ください。

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