2019年07月18日
肉料理に合う夏のお酒 -「蔵部」6月の活動報告

こんにちは!蔵部6月担当のゆっきーです。
今回のテーマは、「肉に合うお酒」

日本酒をたしなむ部活でありながら、おつまみも美味しいものを食べたい!という欲望に突き動かされた私、
今回のメインのおつまみを考えたときに手軽にできるローストビーフをメインにしようと考えました。
さらにさらに、私のまわりには極上のおばんざいを作ってくれる精鋭達がいるのです。ふふふ。

ノープランのまま、ある古い酒屋さんで「肉に合う日本酒教えてくださーい」と、おばあさんに訊ねたところ、
「あのねぇ。日本酒は、どんな料理にも合うのよ~」との返し!!

うわー、恥ずかしいぞ。

負けずに「夏にぴったりな辛口はどれですか~?」と聞いて、教えてもらいながら、最終的に選んだのが、こちら!
じめじめとした梅雨を吹き飛ばすような爽やかな夏酒を2本と、「超限定」という酒を1本を選びました。

 

夏にぴったりな辛口日本酒
1.『田酒 出羽燦々』
蔵元:西田酒造(青森県)
原料米:出羽燦々(山形県産)
精米歩合:50%
アルコール分:16.5%
日本酒度:+0.6(中口)

こちらは、店頭で「お一人、一本限り」という謳い文句にがっつりつられて購入を決めました。
どうやら、お米を毎年変えて限定で作っているらしく、その名のとおり「超限定」になるそうです。
山形県のお酒のために作られた「出羽燦々」というお米を50%まで精米して使用しているそうです。ぜいたくですね~。
甘すぎず、ほんのりと旨味が感じられて、美味しかった。個人的にはKさんの作った豚肉と大根の煮物にぴったりでした。

 

2.『大信州 夏のさらさら純米吟醸』
蔵元:大信州酒造(長野県)
原料米:長野県産契約栽培米ひとごこち100%
精米歩合:麹米49%、掛米59% 
アルコール:16度
日本酒度:+6

長野県松本市から80キロ程離れた北アルプスに囲まれた場所にある、大信州酒造。
スッキリとした喉越しとさらっとした透明感!という言葉がぴったりの味わいでした。
味見した時は、辛味と苦みを感じたのですが、お料理と一緒にいただくと、もしやこれが一番合うかも!の声も上がった1本でした。
たっぷりとガーリックソースを添えたローストビーフにも合い、お酒もつまみも進みます。

 

3.『雨後の月 涼風純米吟醸』
蔵元:相原酒造(広島県)
原料米:山田錦・八反錦
精米歩合:55%
アルコール:15度
日本酒度:+3

まさに今の季節にぴったりな「雨後の月」というネーミング。
大吟醸と同様に手づくりで低温発酵させて仕込んでいるそうで、スカッとした爽やかさと旨味を感じさせる夏の辛口限定酒です。
これも美味しかった~!!

 

そして今回のお料理達、蔵部の中でもお料理が大得意な3名+私でご用意しました~。

居酒屋さんより美味しいおつまみ

「居酒屋さんより美味しい」という嬉しい声も頂きましたよ!
むしむしとする季節にすっきりとした喉越しで、夏酒いいじゃない。と自分的にも再発見になった今回の蔵部でした~。

以上、6月の蔵部、活動報告でした。
来月は、キッチン事業の期待の新人Yさんのデビュー戦、どんなテーマを選んでくるか、とても楽しみですね~!

クラブのマーク
蔵部(くらぶ)
日本酒の知識を深めながら、美味しいお酒を嗜むクラブ活動です。自力で帰れる程度に楽しむのがルールです。毎回テーマ担当を選出し、好きなテーマを設定して語るワークショップ形式で活動しています。