2018年02月21日
「蔵部」 2月の活動報告

今回のお題はBY
KYではありません。
って、KYって言葉が流行した時代を知っている筆者Mが今日の幹事役です。

蔵部2月の4本

BYはBrewing Year (Brewery Year)の略醸造年度のことです。
日本酒はお米や水、精米歩合など味の決める要素がたくさんあるわけですが、
今回は奥能登の白菊、特別純米原酒の醸造年違いの飲み比べです。
精米歩合など製造工程は一緒ですが、BY28(平成28年醸造)とBY27(平成27年醸造)でどんな味の違いがあるのだろう。
それから銘柄違いですが滋賀の神開の新酒の生酒

BY27とBY28

BY27とBY28。ん?
実は私にはほとんど違いがわかりませんでした。
でも、よーく比べてみると、BY27のほうが丸みがあるといいますか、角が取れているといいますか、芳醇な気がします。
でも比べてみたから分かる範囲です。いずれにしても美味しい

生酒

一方新酒の方はフレッシュでパンチが効いています。
好き嫌いの差が出やすい酒でした。
一番人気は実は白菊のもう1本、19度の本醸造でした。

19度の本醸造

このお酒は普通のお酒(15~16度くらい)より大分アルコール度数が高いです。
醸造アルコールが添加されている本醸造ですが、添加されるアルコールは白米の総重量の10%未満と限られ、
味のバランスがよく、純米酒より好きな方も多いはずです。
純米酒が好まれる傾向がありますが、好みの問題ですね。
美味しければいいです。
実際にこの本醸造が一番人気でした。強いお酒なので炭酸で割っても美味しいそうです。残念ながら用意がなく試せませんでした。
いつもの通り時間を忘れて試飲を続けてしまいました。。。
日本人でよかったな~。とまた思ってしまった次第です。

部活動が無事終了後、イブシ銀の最年長Kさんの”締めのラーメンいくぞー!”のお誘いにのり、
男子組は銀座方面に流れていったのでした。
おしまい。

クラブのマーク
蔵部(くらぶ)
日本酒の知識を深めながら、美味しいお酒を嗜むクラブ活動です。自力で帰れる程度に楽しむのがルールです。毎回テーマ担当を選出し、好きなテーマを設定して語るワークショップ形式で活動しています。