株式会社ゲットイットは、2026年10月16日・17日、東京・秋葉原で「E-wastream Japan 2026」を開催しました。
E-wastream Japanは、毎年10月14日の「International E-waste Day(国際電子ごみの日)」に合わせて、当社が2022年から開催しているイベントです。IT機器について「使えるものは長く使い、使い終えたものは次へつなぐ」という考え方を、共有することを目的としています。5年目となる今年は「『捨てる社会』から『つなぐ社会』へ」をテーマに、企業向けフォーラム、親子向け体験イベント、秋葉原駅周辺での屋外広告の3つの企画を実施しました。
企業向けフォーラムには約190人、親子向け体験イベント「リユース探検DAY」には約120人のお客さまにご来場いただきました。ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
フォーラムの内容は、12月上旬に掲載予定のITmediaとのタイアップレポートや、アンコールウェビナーでもご紹介します。
E-wastream Japan Forum 2026(10月16日)
キーノートセッション
「変化の時代、企業はITをどう捉え直すべきか 〜企業競争力から考えるIT資産の新たな価値〜」には、IT批評家の尾原和啓氏と、情報処理推進機構(IPA)シニアエキスパートの登大遊氏が登壇しました。モデレーターは、日刊工業新聞社 取締役の明豊氏が務めました。
セッションでは、AIの普及を背景にメモリーなどIT機器の需給がひっ迫し、価格の高騰がしばらく続くという見通しが示されました。そのうえで、リユース品を活用すれば、新品の調達が難しいなかでも社員が試行錯誤できる環境をつくれることや、AIを使って既存のIT機器を長く活かせる可能性について議論が交わされました。
インサイトセッション

▲インサイトセッションで議論する登壇者の皆さま
「IT資産の循環を、企業の競争力へ 〜共創で実現する循環型ITライフサイクルマネジメント〜」には、以下の4人が登壇しました。
・株式会社インターネットイニシアティブ 川島英明氏
・株式会社NTTデータグループ 北川正樹氏
・伊藤忠商事株式会社/株式会社ゲットイット 社外取締役 山口恭史氏
・株式会社ゲットイット 廣田優輝
テーマとなった「循環型ITライフサイクルマネジメント」とは、IT機器を調達して使い、廃棄するだけで終わらせず、修理などで長く使い、使い終えた機器は次の利用者につなぎ、最終的には再資源化するという考え方です。
セッションの冒頭では、当社が実施した企業のIT資産活用に関する調査の結果が紹介されました。IT資産を「長く・賢く活かすこと」が自社に有利だと答えた回答者は55%にのぼりました。一方で、そのうち有利さをIT戦略・運用ルールに「明確に反映している」と答えた回答者は9.4%にとどまりました。こうした価値の認識と実践の差を出発点に、登壇企業の事例をもとに、リユース品の活用を始めたきっかけや、パートナーに求められることについて意見が交わされました。
ご参加の方からは、「実際にIT機器の売却・購買を運用されている企業様のお話を伺い、『中古品は安かろう悪かろう』というイメージが大きく覆りました」との声をいただきました。議論の詳細は、12月上旬に掲載予定のITmediaとのタイアップレポートでご紹介します。
セッション終了後には、ネットワーキングレセプションを開きました。ご参加の皆さま同士や、登壇者の方々との交流を楽しんでいただきました。

▲ネットワーキングレセプションで乾杯
リユース探検DAY(10月17日)

▲展示物で電子ごみについて知ってもらう
ベルサール秋葉原 1Fホールで、当社のお客さまとご関係の団体、10〜15歳のお子さまと保護者の方を対象に、親子向けの体験イベントを開催しました。
会場では、体験型展示コーナーやリサイクル工作に加え、事前予約制の「PC分解ラボ」と「PC組立てチャレンジ」を実施しました。
体験型展示コーナーでは、クイズなどを通して、電子ごみやリユース・リサイクルについて学ぶ展示を行いました。「まだ使えるけど要らなくなったキカイ、そのまま捨ててもいいの?」という問いから始まり、身近にある電子ごみ、電子ごみが地球に与える影響、捨てずに次へつなぐ方法を順にたどります。最後に、自分にできることを考えて宣言してもらいました。
「PC分解ラボ」では、使われなくなったパソコンや電子機器を、工具を使って分解しました。取り外した部品は素材ごとに分別し、その後どのようにリサイクルされるのかまでを体験しました。
「PC組立てチャレンジ」では、リユース品のパーツを使い、お子さまが1台のパソコンを組み立てました。完成したパソコンは自分たちで起動し、最後にはeスポーツ(ゲーム)にも挑戦しました。組み立てたパソコンは、参加者の皆さまに箱詰めしていただき、会場からご自宅へお送りしました。
参加したお子さまからは、次のような声をいただきました。
「楽しかったです。中身が結構複雑で、これを作っている人がいるんだと実感しました」
「中古のパソコンは、もっとボロボロなものかと思っていたけど、ちゃんと動きました」

▲協力してパソコンを組み立てる
秋葉原駅周辺での屋外広告(10月4日〜17日)
10月4日から17日までの2週間、秋葉原駅西口広場、秋葉原駅構内、ベルサール秋葉原で屋外広告を掲出しました。
キービジュアルは株式会社ヘラルボニーと連携して制作し、アーティストの奥亀屋一慶氏の作品を使用しました。

▲秋葉原駅前に掲出されたポスター
今後の展開
当社は、お客さまにとって不要になったIT機器をお預かりし、データを消去したうえで次の利用者へつなぐ事業を通じて、循環型社会への移行に貢献していきます。今後は、採算が取りにくい機器も中長期的な視点で次の利用へつなげるとともに、データ消去やIT資産管理といった企業の課題をツールやサービスで支援していきます。IT資産の更新時に「買い替える・廃棄する」以外の選択肢を選べる環境を整え、循環型ITライフサイクルマネジメントの実現を目指します。
なお、フォーラムでの議論の詳細は、12月上旬に掲載予定のITmediaとのタイアップレポートで、また、インサイトセッションを中心としたアンコールウェビナーとしてご紹介する予定です。詳細は決まり次第お知らせします。

株式会社ゲットイット
2001年創業。サーバー・ネットワーク機器などITハードウェアの専門家として、企業のIT課題に応えてきました。都内最大級の自社倉庫(勝どきZETTA、森下Ark)の豊富な在庫と、マルチベンダー対応の技術力を強みに、企業のITインフラを支えています。2026年4月には伊藤忠商事と資本業務提携を締結し、同社の持分法適用会社となりました。第三者保守(TPM)、レンタル、販売、ITAD(買取り・データ消去)を組み合わせ、IT資産を「使い切る」ことでコストを最適化し、資産価値と資源を最大限に活かす――IT資産の調達から出口までを一体で設計する「循環型ITライフサイクルマネジメント」を提唱し、その確立に取り組んでいます。「使えるものは長く使い、使い終わったものは次につなげる」――ITインフラを使い捨てにしない持続可能な未来「Sustainable Computing®」(※)の実現を目指しています。
社名
:
株式会社ゲットイット
所在地
:
東京都中央区勝どき三丁目12番1号 FOREFRONT TOWER Ⅰ 13F
代表者
:
廣田 優輝
設立
:
2001年4月
事業内容
:
法人向けIT機器の第三者保守(TPM)、レンタル、販売、ITAD(買取り・データ消去)など
※「Sustainable Computing®」は株式会社ゲットイットの登録商標です。
本件に関するお問い合わせ窓口
担当者 : 谷口 剣太(タニグチ ケンタ)
電話番号 : 03-5166-0900