2022年05月16日
保守費用を8割削減 – アコム株式会社さまの第三者保守導入のコツとは
保守費用を8割削減 - アコム株式会社さまの第三者保守導入のコツとは

 

MUFGグループの連結子会社として顧客へ高い利便性を提供し、日本だけではなくアジア諸国でも金融事業を展開しているアコム株式会社さま。その事業に欠かせないシステムを当社の第三者保守がサポートしています。
アコム株式会社 小川さま

お話を伺った方

アコム株式会社 システム本部 システム運用部
小川さま

課題

  • 稼働中のシステムのハードウェアについて、メーカー保守の継続を希望したが、特別延長として提示された保守費用が想像以上に高額だった。
  • 安定稼働しているシステムに対して、多額の保守費用を支払うことに疑問を感じていた。
導入の効果

  • 保守費用を当初のメーカー提示額より80%以上削減することができた。
  • 次回のリプレイスに向けてシステムのあり方を設計する時間的猶予が生まれた。
Yukiko Take

インタビュアー
株式会社ゲットイット
C&R部門 マーケティング担当 武
今木

担当営業
株式会社ゲットイット
エンタープライズ営業 第三営業部 森田

ーー今回のシステムの第三者保守について、お問い合わせいただいた背景をお聞かせいただけますか?

小川さま:私どもで管理している業務システムで、外部の会社とデータをやりとりするシステムがあります。かなりクリティカルなシステムなのですが、そのシステムのハードウェアのメーカー保守が切れることになりました。まだ使い続けたいと相談をすると、特別延長という形で割増しの保守費用を提示されました。メーカーとしてはリプレイスをしてほしいわけですが、そう簡単にはできない事情があります。様々なメーカーの機器を使用してシステムが成り立っていますので、その一部だけを新しくしてもあまり意味がありません。また、リプレイスするのであれば、ハードウェアだけではなくその上に乗っているアプリケーションも含めて、システム全体をより使いやすいものにしたいという思いがある。そのために機器も含めてこういう構成にしたい、という話になりますので、一部のハードウェアの保守だけが先に切れてしまうと非常に困るわけです。

ーー第三者保守に切り替えた最大の決め手は何でしたか?

小川さま:やはり、コストカットです。メーカーの延長保守と第三者保守の違いを検討し、費用感を比較した結果、よりコストメリットのある方を選択しました。

 

森田:当時、メーカーの延長保守 8,000万円に対して、弊社が1,200万円でご提示、その後メーカーが3,000万円に値下げをしたが、それでもまだ半分以下だというお話を伺った記憶があります。

 

小川さま:メーカーの保守は確かに安心感はありますが、長年稼働していてソフトウェアの障害はほぼ出ない、ハードウェアについてもHDDやバッテリーを別にすれば、固有の障害はほとんど出尽くしているというシステムでした。そういったシステムに、それだけの費用をかけてまでメーカー保守に入るかというと、悩みどころでした。パーツ交換であれば第三者保守でも問題ないだろうという判断で、ゲットイットさんにお願いしました。

アコムさま第三者保守インタビュー

ーーメーカー保守でないと不安だ、というお気持ちはありませんでしたか?

小川さま:なかったですね。長年稼働してきた実績があり、ハードウェアに対してのクリティカルな障害が自社でも他社でもほぼないということがわかれば、第三者保守でも特に不安はないです。

ーー第三者保守の導入を検討しているが迷っているという企業さまへ、何かお伝えいただけることはありますか?

小川さま:何らかの障害が起きた時に、どうして壊れたのか、障害の根本原因の解明を追求する会社さんが多いと思うのですが、一方で、システムがどれほどクリティカルなものかを冷静に分析した上で、壊れたら交換すれば良い、交換して動けば良い、といった考え方をすることが合理的な場合もあります。初めての第三者保守で不安だということであれば、まずは影響の少ないところから試してみるのも良いかもしれません。例えば、年間でのHDD交換のサービスがあれば、ひょっとしたら第三者保守の方が安いかもしれないですし、そういったパーツから始めてみるというのも選択肢としてありかと思います。

ーー本日はお忙しい中ありがとうございました。

適切なタイミングで第三者保守に切り替えることで、大幅なコストカットも実現可能です。切り替えの判断に迷ったら、どうぞお気軽にご相談ください。

『保守コストの削減』~保守レベルの正しい選択がカギ