2019年04月18日
捨て曲の重要性

組織でも事業でも一見 その仕組みや制度だけを見ると無駄に見える
ことが全体の事業戦略の中では重要な役割をもっていたりもします。

この事を初めに教えてくれたのは経営書ではなく
松隈ケンタ先生でした。

僕たちのライブのセットリストを考えていた時
先生にこんなアドバイスをもらいました。

「全部いい曲聞かせようとするとお客さんは疲れちゃうから
捨て曲(休む場所)を入れて ちゃんと持って帰ってもらいたい
曲(サビ)を集中して聞いてもらうように設計しないとだよ!」

目から鱗でした。
そういえばどんなBEST版アルバムにも本当にBESTなのか疑問な曲が
(結構な曲数)あるけどあれの役割ってこういう事だったんだ!
そのとき初めて理解しました。

一見 非合理的に見える事も全体の中で重要な役割を担っている
音楽だけではなく経営でも同じことがいえるのかもしれません。

廣田 優輝
廣田 優輝
1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初は中古機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。