2023年10月30日
哲学

この週末はやっと納車された車(Fiat500C もち中古)に乗って
いろいろと考えることが多かった週末でした。

特に感じたのが哲学についてでした。
「車とはなんなのか?」に基づいて車は設計されていて
同じ乗り物でも、
目的地まで快適にいくための道具なのか
乗ること自体を楽しむための道具なのか
で細部に渡るまで工夫の仕方が異なってくると言うことです。

   
ウィンカーを出した時の音一つとっても、
ウィンカーがついてることをしらせるだけの音か、
その音をきいてこの車に乗ってることが楽しくなるかでは
哲学が違えば選択も変わるので体験も変わってくるんです。

これは会社も同じで
株主のために利益を産むための会社と
働くことを楽しむことにチャレンジする会社では
同じような機能でも哲学が違うので
細部のデザインが違くて当然なわけで
その哲学をリーダーシップにおいては共有していないと
結局便利・楽・効率的かなど数値化しやすい項目に注目があつまり
どういう体験を社員も含めたステークスホルダーにして欲しいのか
という点が考慮されない設計になるから注意しないとだよなとか
車に乗りながらそんなことを考えていました。

廣田 優輝
廣田 優輝
1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初は中古機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。