2023年08月28日
何を買っているのか?

週末は子供達がイベントに参加するために送って行き
子供は子供で楽しんでる間に2時間ほど時間があったので
妻と2人でひさしぶりに食事に行きました。

ミシュラン星獲得点のお寿司屋さんの支店に行ったのですが
そこでの体験は自分の仕事に置き換えると
非常に考えさせられるものでした。

まず寿司そのものは普通に美味しかったです。
ただ、もう2度とこのお店に行くことはないと思います。
別に特に嫌な体験があったというわけではなく
むしろ良い体験がなかったという部類かなと思っています。

料理というのは出てきた食べ物を食べて
美味しいか・まずいかだけではなく
その場での職人さんとの会話や
もっというと職人さんの立ち居振る舞いも大切で
酢飯や食材の取り扱いひとつひとつがちょっとづつ残念で
プロセスが味に影響を与えるということに
気がつくいいきっかけになりました。

「この魚を美味しく出すにはここがポイントでね」
「今は旬だからこういうところ味わって欲しいんだ」
本当はそんな一言で また行こうねになるのにな。
美味しいのは最低基準でそこに「人」の想いがあるからファン体験になる
顧客が足を踏み入れた瞬間からの体験にフォーカスしたら
このお店もっと良くなるのにとかそんなことを考えさせられた体験です。

そういう意味では有名店の支店は他でも
残念だと思ったことがあったのでなかなか難しいのかもな
それに人のフリみて我がフリなので自社において同じことが
起きてないかは注意しないとな。

廣田 優輝
廣田 優輝
1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初は中古機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。