2021年06月02日
自律分散
ゲットイットは自律分散型組織を指向していて
役割ごとにリーダーが定義されています。
今日の経営会議では「リーダーの役割とは」というテーマで
話をさせてもらいました。
自律型組織というと権限委譲という言葉が出てきたりしますが、
権限委譲と自律分散ってにてるようで微妙にちがうんじゃないかと僕は感じてて
というのも権限委譲はそもそも意思決定の権限は「上(役職者)」が持っているものを
下(メンバー)に委ねることというような文脈かと思うのですが
自律分散はそもそも役割ごとの意思決定権は分散していて
それを誰が担うかという順番でとらえる考え方なんだと思っています。
権限委譲の場合、委ねられたとはいえ、そもそも「上」の持ちものですから
ヒエラルキー構造は残り、場合によって上の顔色を伺う必要がありますが、
自律分散の場合はそもそも権限が分散していて、意思決定はリーダーの役割と定義してるので
役割の切り口によって誰もが上(リーダー)にも下(フォロワー)にもなりうるというわけです。
ですからゲットイットでリーダーが定義・合意されてる領域に関して
僕が全力でリーダーに反対の意見をいったとしても、
最終的な意思決定はその役割をまかせられた
リーダーが会社の方向性を考えた上で決定していくんですね。
結果として権力が分散したフラットに近い組織になるんじゃないかと思ったりもしています。
ゲットイットが完全にフラットな自律分散型で機能しているかというと
まだまだな点もありますが、すくなくとも僕たちはこういう組織感をもって
各役割のリーダーが裁量をもって意思決定を行なっていく会社なんだと
改めて確認できたんじゃないかと思っています。