こんにちは。 ゲットイットの椎名です。 先日、ファイナンシャルプランナー2級に無事合格しました。 社会人として必要なお金のことを最低限知っておきたい、という気持ちから始めた学習でしたが、 知識が身に付き、「資格」という見える形が手に入る、ということ以上に、 時間をつくって計画的に何かを学ぶ習慣の大切さ、というものを 深く感じられたのが収穫だったと思っています。 ゲットイットには明確な教育制度がありません。 仕事を覚えるまでの「研修」制度はありますが、ひととおり仕事ができるようになった後、 何を目指して、どのように社会人として自らの価値を高めていくのか、ということについて きちんと考えよう・実現しよう、と後押しする制度はないのです。 その意味では、キャリアアップ支援制度がない、と言っていいかもしれません。 研修期間という明確な半人前期間が終われば、 自分は何を目指すのか、どう成長していきたいのかは、本人次第といっても過言ではありません。 「必要だと思ったら、自分の判断で行動してください」の考え方がここでも発揮されているわけです。 悪いことではないのですが、自分を律する強い意志のない人には難しいことでもあります。 そして強い意志とは、簡単に身につくものでもありません。 こういう風になりたい、こうしたい、という思いがあっても、 なかなか行動に移せない、実現できない、という人が大半ではないでしょうか。 今回感じたのは、資格の勉強というのは、 何かを始めるための絶好の足掛かりになるということです。 取り組んだ結果何が得られるのかが明確なので、自分の気持ちや周囲を納得させやすい。 受験時期が決まっているのでペースメーカーとしても適している。 毎日少しずつ、を続けていけば、自分に適したやり方も分かってくるし、 自分が本当に興味あるのはこういうことだったんだ、というのも見えてくると思います。 「これをやって こうなってください」という絵は描かないのがゲットイットだけど、 何かしたい、でも何をしたらいいか分からない、という人のガイドになる存在は必要です。 資格部がそういう存在の1つになったらいいなと思っています。
2016年11月29日