2022年10月12日
伝える。

昔、現場に課題を感じた時に
メンバーに現状の改善策を話すとき 
決まって、「XXだから悪い、XXXXすべき」
といった構文で伝えていたことがありました。

そうすると立場上話は聞いてもらえるものの
理解なく伝えられた相手は不快なため
実行されないこともしばしばありました。

たまに実行してくれる時は、確かに効果があるケースもあり
一時的に「確かに社長の言う通りでした」と言ってくれることもあり
僕としては「ほらね」と思うわけですが。
そんなことだから、伝え方については「僕は間違っていない」から抜け出せず
次はまた1からやり直しってことを結構ながいこと繰り返していました。

このことを通じて学んだことは、
大切なことについて語る時に何を言うかと同じぐらい
どう伝えるのかを気にしないと意味がないということです。

相手を1人の人として見て伝えているのか、
会社の1つの機能として伝えているのか、
何かを伝えて、変えて欲しい相手もまた人間なので
どういう心持ちで伝えているのかで伝わり方は全く違うわけです。

今は改善できてるのか?というとあまり自信がないのですが、
昔よりはマシにはなってるんじゃないかと自分では思っています。

廣田 優輝
廣田 優輝
1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初は中古機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。