コロナウイルス対策 企業のリアル

ゲットイットにおける取り組み

ゲットイットにおける取り組み

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大しています。4月7日(火)には、東京など7都府県を対象として、政府より緊急事態宣言がなされました。

弊社ゲットイットは、社会インフラ・企業システムを支えるIT機器の保守に携わる企業として、社員の安全を確保するとともに、罹患リスクを可能な限り低減し確実な事業継続を達成すべく、新型コロナウイルス対策本部を設置して危機管理を行っています。

以下では、弊社におけるコロナウイルス対策の概要を紹介し、併せて一社員の視点からの手記という形で、緊急事態宣言下において、確実な事業継続に向けて取り組む弊社のリアルな現状をお伝えいたします。

ゲットイットにおけるコロナウイルス対策の概要 (※表は2020/04/13 時点のもの)

2020/02/25
「新型ウイルス対策ガイドライン」策定。 
手洗い徹底等の基本対策を定める他、リモートワーク奨励を開始。
2020/03/06
リモートワーク効率化のために貸出用モバイルモニター15台を購入。
2020/03/26
(仮)コロナ対策チーム、発足。想定される自粛要請の段階ごとに、事業所・職種ごとの対応を検討。
「新型コロナウイルスの感染爆発防止ガイドライン」策定。
2020/03/30
新型コロナウイルス対策本部、発足。
2020/03/31
「緊急事態措置下での就業特例」策定。
70歳以上の高年齢者、および慢性的呼吸器疾患その他基礎疾患を有し、コロナウイルス罹患に際して高リスクと判断された社員について、休業を認め、一定の給与保証を定める。
2020/04/07
「新型コロナウイルスの感染爆発防止ガイドライン」大幅改定。事業所への公共交通機関を利用した社員の入室を禁止。事業所間の社員の接触を禁止。出社が不可欠な業務に携わる社員については近隣にホテルを確保。
2020/04/08
保守・検査・入出荷関連の業務に携わる社員15名がホテル宿泊を開始

社員手記 (文責:広報担当 川澄)

コロナ感染拡大で変わった働き方と生活

ゲットイットは2月25日よりリモート奨励となっていましたが、私自身は家では仕事に集中することが難しく、3月以降も出社を続けていました。ペットもおり、自宅では気持ちを仕事モードに切り替えるのが難しいと感じていたためです。

状況が変わったのは3月12日。体調を崩し、微熱・咳の症状がでました。この頃、多くの方が同様の経験をされたようですが、いくつかの条件のため医者ではPCR検査は受けることができず、自宅で経過を見ることとなりました。数日後に体調が回復した後も、検査を行えなかったためコロナの可能性はゼロとは断言できず、万が一のケースを想定し出社は控え、以降2週間ほど半ば強制的にリモートワークを行うこととなりました。(なお、自宅で仕事をすることには2~3日で慣れました)。

感染拡大初期における、会社方針と現場のズレ

4月1日~3日、当社のZetta倉庫において、3日間にわたる大規模な棚卸作業が行われました。3月末の経営会議など、主だった行事は全て中止となりましたが、棚卸は中止するわけにはいかず、延期すれば状況はより一層悪化していくことが予測されていました。

朝礼時、棚卸作業にあたってのコロナ対策の注意事項が読み上げられました。責任者より「対策本部が言うには、棚卸作業中も常時互いに2m以上距離をとれということなので、皆さんよろしくお願いします。」と告げらましたが、私を含め「それは無理だろう」と思った人も多かったようです。重量のあるIT機器を検品する作業を一人で行うことは、実質不可能だからです。

失笑が漏れるなど、少し空気が緩む中、朝礼に参加してた役員が手を挙げました。「対策本部が言うには・・・、とか、対策本部によれば・・・、ということを皆さん言っていますが、それは違うと思います。これは、会社として正式に決定した方針です。全部が現実的でなかったとしても、可能な限りのことをしましょう。ガイドラインに則り、朝、検温は行いましたか?今、マスクをつけていない人が数名いますが、なぜつけていないのですか?まずは、できることを確実にやりましょう。」

この言葉で、一同ピリッとしたようです。検品作業における2mのソーシャルディスタンスは確かに非現実的です。しかし、これがきっかけとなり、社全体となって、この難局に対してベストを尽くそうという気概が生まれたように思います。

緊急事態宣言を受け、さらなる対策強化を敢行

緊急事態宣言がなされた4月7日以降は、事業所への公共交通機関を利用した通勤が禁止され、事業所間の社員同士の接触も禁止されるなど、当社のコロナウイルス対策は、他社と比較しても厳格な部類に入るのではないでしょうか。特に、4月9日以降、保守の業務や、入出荷関連の業務に携わる社員15名がホテルに宿泊して勤務を継続している点については、かなりの痛みを伴う処置であると感じています。そうした状況下において懸命に仕事に当たる当該社員の方々には頭が下がります。

リモートでの業務遂行が可能な大部分の社員は在宅勤務となっていますが、こちらについても問題がないわけではありません。会議もすべてオンラインとなった今、互いに直に顔を合わることがない中で、各自が業務に真摯に取り組み、全体としても会社が一体感を持って業務を遂行していくことは容易ではなく、企業の底力が問われていると強く感じます。

当社のコロナウイルス対策を支えるもの

上記のような対策を遂行し、それを支えている背景として、主に2つの点を挙げることができます。
まず、弊社のオペレーション上、事業継続が至上命題であるという点です。弊社が直接に保守を請負う企業はもちろんのこと、保守を手掛ける他のシステム会社も弊社のIT機器在庫を頼りとする中、その影響の及ぶ範囲を考えると、業務停止は何としてでも避けなければなりません。
もう一点は、企業の枠組みというよりは、極めて人間的な想いです。社員の中には、高齢の方や、持病をお持ちの方など、コロナウイルスに罹患した場合に高いリスクを伴う方々もいます。万が一にも、命にかかわるような事態があってはならない。特に、志村けんさん訃報以降、多くの社員がこのことを意識するようになったと感じます。ある会議での「無理をした結果、誰かが亡くなるようなことがあったら、一生後悔することになる。」とういう社長の言葉は強く印象に残っています。現在、数名の社員が「緊急事態措置下での就業特例」を利用し、休業しています。

最後に

以上、コロナウイルス感染拡大・緊急事態宣言下における、一中小企業のリアルな現状をお伝えしました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆さま、影響を受けられている皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早く事態が収束することを願っております。

普段の事務所の様子と、現在の状況の比較。
普段の事務所の様子と、現在の状況の比較。
徒歩圏内より通勤する4名の社員が、互いに距離をとって仕事に当たっています。

本件に関するお問い合わせ先
担当者 :川澄 領
メール :
電話番号:03-5166-0900