記憶装置の取り扱いについて

先般発生したデータ漏洩に関し、ASCDINATD※所属企業5社(日本国内有志)の記憶媒体における情報セキュリティに関するコメントをお伝えします。

2019年12月に発生しました記憶装置(以下、ハードディスク)の盗難による情報漏洩事件に関して、ハードディスクは物理破壊、磁気消去をすべきという意見を多くいただいております。

物理破壊、磁気消去については簡便性の側面から有用といえますが、私どもは原則、論理消去(データ消去)を推奨しております。
これは論理消去が、適切な作業を行うことでデータを確実に消去し、復元できない状態となる安全な消去方法であるとともに、消去後のハードディスクを再使用できるという側面から、「資源有効利用促進法」に準拠し、環境に寄与しているためです。
私どもはこの適切な作業を実施し、お客様にご安心していただける製品をご提供しております。
また、所属協会であるASCDINATD本部からも、北米において、論理消去は標準的なデータ消去方法であり、その安全性は広く知られ普及している旨、コメントをいただいております。


2020/01/07 追記
▼以下、コメント内容より抜粋(全文を掲載したPDFはこちらをご覧ください

We agree with you 100%…
Destroying a drive physically is NOT the correct thing to do. It is not safe, it does not protect the customer and it is environmentally wrong…
The SMART thing to do is to erase the drive properly. That is the correct thing to do…
… ASCDI supports the policy written in the paper and … ASCDI believes that logical erase method is a standard and proper method in North America, Europe and soon our entire industry…

Joe Marion
AscdiNatd President

【日本語訳】
ご意見に100%賛同いたします。(中略)
ドライブを物理的に破壊するというのは、適切なやり方ではなく、間違ったやり方です。それは安全でなく、顧客を守ることもできず、環境的にも良くありません。(中略)
賢明(スマート)な手法は、ドライブを適切に消去することです。それこそが正しいやり方です。(中略)
(中略)我々ASCDIは、貴殿らの文書にあるポリシーに賛同しています。また、我々ASCDIは、北米およびヨーロッパにおいて、論理消去こそがスタンダードかつ適正な手法であると確信しており、それは今後、広く業界全体のスタンダードとなっていくことと確信しています。(後略)

ジョー・マリオン
AscdiNatd代表


この度の漏洩防止にて重要なことは、適切な業務フローを構築し、それを日々正しく運用するための従業員の教育とモラルの醸成であると考えます。私どもはASCDINATED所属企業としては引き続きこれらを実施し、日々業務に邁進する所存でございます。
つきましては、変わらぬご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

株式会社ゲットイット
代表取締役 廣田優輝
アプライドテクノロジー株式会社
代表取締役 喜田寿一
データライブ株式会社
代表取締役 山田和人
株式会社TCE
代表取締役 相馬宏至
ブレイヴコンピュータ株式会社
代表取締役 神山悟

※ASCDINATD:The Association of Service and Computer Dealers and the North American Association of Telecom Dealers
フロリダに本部を置くサーバー・ストレージ・ネットワーク機器の再生品を取り扱う企業が加盟する世界的な業界団体。
加盟には所属企業複数社の認可が必要。2019年12月現在、470社以上の団体が加盟。