2011年10月28日

障がい者が会社の中心を担う

スーパーなどでお肉やお魚の入っているトレー、みなさまも日々手にされていると思います。
株式会社エフピコはそういったトレーをリサイクルしています。回収されたトレーを選別し、リサイクルし、
新たに容器を作っています。エフピコ全社でなんと日本の50%以上のシェアだそうです。

ちなみに、私も昨日買った食品のトレーの裏を見てみたら、全部「エフピコ」マークが入っていました!

そんな(株)エフピコ様の一番の戦力が重度の発達障がいの社員ということで、
障がい者雇用については、お手本であり大目標でもあるような会社の一つなのです。

このたび、株式会社シェアード・バリュー・コーポレーションの小林様にお声を掛けていただき、
工場見学に伺うことができました。

efupiko

 

 

写真はトレーの選別をしているところです。こんな風に、ベルトコンベアの上をあらゆる色・形・素材の容器が

じゃんじゃん流れていきます。それを一つ一つ選別していくのです。当たり前に作業が進んでいくので、
「ふーん」と思ってしまいそうですが、実はこれが尋常じゃない速さなんです。ほとんど『北斗の拳』です。

『北斗の拳』のスピードと集中力を一日中持続しているのです。
いったいどうしてそれが可能なのか。ご担当の方にお話を伺い考えてみたのですが、

 

・     一人ひとりの適正や性格にあった配置

・     良いことの共有 ――できたときに誉め、みんなで祝う

・     ライバル意識を軽くあおる

・     自分自身や自分の仕事に対する誇りを持つ/持たせる

 

こんなことに配慮をしているように思いました。

エフピコの且田社長は「この会社では障がい者が一番重要な責任の重い仕事に携わっている」と何度も話していました。

従業員もそれがわかっていて、またそれを誇りに思っているようです。
自分の仕事に誇りを持つことができるというのはすごいことだと思いました。

以前から弊社社長にも、エフピコさんはとにかくすごいと聞いていたのですが、
実際に見学させて頂き、とても勉強になりました。

且田社長をはじめ、(株)エフピコ沓掛選別センター及び(株)エフピコ関東リサイクル工場の皆様、
また(株)シェアード・バリュー・コーポレーションの小林様、伊集院様、ツアーにご一緒させて頂きました
アニコム損害保険株式会社の皆様、ありがとうございました。

この見学ツアーでは株式会社坂東太郎様にも大変お世話になりました。青谷代表のお話、
従業員の皆様のいきいきとした笑顔、美味しいお昼ご飯、、、ありがとうございました。