2022年10月17日
自律分散

この週末はゲットイットが借りてる田んぼの収穫に行きました。

目標は 全ての稲を刈り、束ねて、干す事。
そしてそれに伴う作業は3つです

1 稲を刈る
2 藁で束ねる
3 干す

使う道具は、10本の鎌と藁のみ
大人子供あわせて40人ぐらいいましたが、
この作業がまさに自律分散型で進んだんです。

そもそも人数に対して鎌の本数がすくないし、
束ねる方がボトルネックになりやすいので
刈る人と束ねる人に自然にわかれて進んでいき、
ちょっとすると周りをみながら作業が遅いところ(子供が多いところ)を
自然と助ける人が現れたり
足りなくなったら藁を取りにいって配る人がでたりと
そして畝から全体をみながら声をかける人がでたり

会社の運営では四苦八苦しているのに
なぜにこんなに簡単にできるんだろうとか考えながら
1人1人が「刈って、束ねて、干す」という目標を達成する為に必要なことを
有機的・自主的に担っていく様子を見ていました。

本当は会社に戻っても、同じようにできるといいんだけど、
目標は不明瞭だし、プロセスも複雑だから混乱が多くて、
なかなか難しいのかな???

稲作プロジェクト 2022年

廣田 優輝
廣田 優輝
1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初は中古機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。