2019年01月21日
業績が悪い時起こる事①

過去何度か会社の状況がよくなくなった時があります。
何度か書いてますが、こういう時に起こってることは僕は2つだと思っています
今日はその1つ目について書きたいと思っています

1つ目は「付加価値のない(少ない)仕事」についてです

うちの事例で書きます
過去ゲットイットの数字が急落した時に営業や倉庫の現場で起きてたことは

①昔からやってるからやってた誰も見ていない資料作り
②営業指示でやってるお客様に対価の請求ができていない仕事
③社内の誰かの「ため」にやってる本来は「誰か」がやるべき仕事
④社内で2名以上が同じことを違う形でやってる。

です。ちなみに僕の目からみてこの時もうちの全員がめっちゃ真面目に働いていました。
ただ、数字は結構いい角度で落ちていったんです。

こうやってみるとどれも、まぁ大変なのですが
やっかいだなと思ったのは②です。
・お客様の為に
・次の仕事の為に
いろいろと内側からは見えないそれらしい理由が列挙できますので
ただ忘れてはいけないのは、
時間を使う、場所を使うことはただではないという事です。

そのために現場もきちんと「対価」について確認することも必要だと思っています。
「私は営業じゃないし」ではなくです。
成果につながらない仕事を営業が取ってくるという事は
結局自分の生活の物的質が向上しにくいという意味なので、
そこを営業任せにせず、
「きちんといい仕事するので、ちゃんとその価値を売ってね」
いう対等な関係でありたいものです。

業績が悪くなっているときに、新しい事をやる前に
まずは今やってることのなかで「辞めるべきこと」を探すのが
社内業務改善の第一歩だと思っています。

廣田 優輝
廣田 優輝
1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初は中古機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。