2018年11月29日
これを見て、今回のテーマがわかりますか? – 「蔵部」11月の活動報告

こんにちは。蔵部11月担当タグチです。
担当すると決まった瞬間から「テーマは何にしようかなーーー!」と考え、
ハリキッてその日のうちに日本酒を購入しました(四谷の鈴傳さんアドバイスありがとう。)

先月の担当者みたいにスーツケース通勤にならぬよう、
家から1本ずつお酒を運び万全の態勢で活動日を迎えました。さすがオレ。
ということで、今回のお酒です。

杜氏で選んだ日本酒

これを見て、今回のテーマがわかりますか?
右3本が今回のテーマ、左のもう1本はスペシャルゲストといった意味合いです。
右から

・AKABU 純米酒 NEWBORN (岩手)
・加茂錦 荷札酒 鈴博別誂(広島)
・手取川 neo 山廃純米大吟醸無濾過原酒
・農口尚彦研究所 本醸造無濾過生原酒

今回フォーカスしたのは杜氏です。杜氏といえば酒造りのマネージメント総大将。
最初の3本は若手が造ったお酒です。杜氏も20代だそうです。
若い杜氏のもとでどんなお酒が造られるのでしょうか。さっそく味わってみましょう!



ということで、味わいました!

「Akabu」はほんのり甘く、発酵のシュワっとした感じもほんのり(だったような、、、)
「加茂錦」も旨味がグッときてでも意外とあっきり(だったような、、)
「手取川neo」はフルーティですっきり(だったような、、)

アルコールの力で記憶も途絶えがちですが、どれも美味しかったです!

さて、若い造り手を味わったところで、もう一本。一番右のぐるぐる巻きラベルのお酒を。
こちらはうってかわって、85歳、日本酒界のレジェンド農口尚彦さんのお酒です。
バランスよく軽やか、、(だったような。)
レジェンドのお酒と知ってから頂いたせいか、「うん、深みがある!」と思いました、、(ような)。ともかく美味しかった!

ところで、この日本酒界のレジェンド農口尚彦さんはお酒を飲めないそうです。飲むことと造ることは別の回線なんですね。
どうりで、私がいくら飲む精進をしても造るにたどり着かないわけだ。

今回の参加者は11名、フィンランド在住の特別部員、ニコラスも久しぶりに参加しました。
楽しく飲んでいるところの写真を載せたいところですが、飲むのに夢中で撮影するのを忘れました。
ニコラスのフィンランド土産のおつまみも撮り忘れました。ニコラス、ごめんなさい。
実はお酒の写真もさっき撮ったものなので、空壜なのです。

唯一撮った写真は、みんなを恐怖のどん底に突き落とすほど私が貞子に写ってるので、お蔵入りになりました。
他のみんなはかわいく写ってるのに、私だけKwaidan by小泉八雲みたく撮ってくれて、

いったいどういう撮影技術をお持ちなのでしょうかM山氏は!

以上、若者の技も熟練の技もフィンランドのおつまみも楽しんだゲットイットらしい(?)回でした。

クラブのマーク
蔵部(くらぶ)
日本酒の知識を深めながら、美味しいお酒を嗜むクラブ活動です。自力で帰れる程度に楽しむのがルールです。毎回テーマ担当を選出し、好きなテーマを設定して語るワークショップ形式で活動しています。