2019年11月29日
楽しみなラターネ ラウフ(Laterne Lauf)!! が・・・。 – テレワークFromドイツ

ラターネ ラウフ

11月は私にとって楽しみなことがある月です。
というのも、唯一と言っていいくらいの年1度の保育園行事があるからです。

 

日本の幼稚園、保育園などの話を聞くと結構運動会やお遊戯会など色々な行事がある気がします。
ドイツでは、運動会もお遊戯会もなく、親にとって子供の成長を感じる行事があまりないのです。

 

が、毎年11月にはタイトルにもあるように ラターネ ラウフ (Laterne Lauf) と言う行事があるのです。
ラターネとは提灯、ラウフとは歩くという意味です。
まさにその名通り、提灯を持って歌を歌いながら歩くだけの行事なのです。
それも、1時間程度の行事なので、あっという間に終わってしまうのですが、なぜか毎年すごく楽しみにしているのです。

 

長女も、ラターネラウフの日だよと言うとすごく嬉しそうにしていました。
前もって、幼児グループの長女は保育園で自分たちで提灯を作って、
次女と長男のグループでは親が手伝って一緒に提灯を作ります。

この時期になると至るところで、先からライトが垂れ下がっているスティックが販売されます。
そのスティックに、作ったランタンをぶら下げて歩きます。
夕方、あたりが暗くなってきた中で、たくさんの提灯が照らされてすごくきれいな光景です。

 

大抵は保育園から近くの公園まで歌を歌いながら歩いて行って、公園で大きな輪になり、また歌を歌い続けて
と言った感じなのですが、特に公園での光景がすごく幻想的で好きなのです。
ものすごーく楽しみにしていたのですが、、、。

なんと!事件発生!

前夜(就寝後)に、次女と長男が嘔吐してしまったのです。
翌朝(ラターネ当日)には二人ともケロっとしていたので、最初はちょっと夜ご飯に食べたものがよくなかったのかなと思っていて、普通に保育園に行かせてラターネ ラウフにも参加する気満々でした。(私は!)が、朝、保育園に行く途中の車中で次男が朝食べたものを嘔吐。この時点で長男は保育園を欠席が決定。。。

それでも、嘔吐のみの症状で、熱も下痢もないので、夕方には落ち着くだろうと思いラターネ ラウフだけはみんなで参加しようと思っていました。その日の午後に長女と次女を迎えに行った際に、保育園の先生の一人と話しをしていた時、子供が嘔吐した話になりました。すると、その先生からなんと!ショッキングな事実が。。。
申し訳ないけど、今日のラターネ ラウフには参加させられないわ。。。あと明日も子供たち全員欠席でお願いします。」
と言われたのです。

と言うのも、その先生と話すまで知らなかったのですが、前日からマーゲン ダーム(ウィルス性胃腸炎、おそらくノロ。。。)の症状が園内で何人かの子供たちに出てしまっていたらしいのです。もし、うちの子供たちみたいに姉弟で保育園に通って、兄、姉、弟、妹のうち誰かに症状が出てしまったら、姉弟全員自宅待機にさせてると言われてしまいました。前日から症状が何人か出ていて、翌日(ラターネ当日)の時点でまだ連絡が来ておらず、ただのちょっとした食あたりだろうと思っていたので、ショックでした。さっさと連絡網回せよ!と思いながらも。
ものすごーく楽しみにしていたのですが、こうした事情により、今年は不参加。。。
私も長女もすごくがっかりでした。

 

せっかく提灯も作ったし、腑に落ちないので
アパートの周りを旦那が帰宅した後に子供たち3人連れて歌流しながら歩くかな?
っと考えたのですが、旦那が帰ってくるのは大抵遅いので帰ってきた後だと近所迷惑になると思い却下。
しょうがないので、家の中で音楽をかけてラターネ ラウフをしようと長女を説得しました。
それでも、長女は納得して、父が帰ってきた際には嬉しそうに、「パパ!今からラターネラウフするよ!!」と叫んでいました。

 

家の電気を消して、真っ暗になったところに、スティックの電気を付けて提灯をぶら下げて、音楽をかけて
長女と次女は嬉しそうにきゃっきゃ言いながら家中を歩くのではなく、走り回っていました。
楽しそうにしていたので、まあ良かったかなと。。

でも、翌週に参加したお友達に「どうだった?」と感想聞くと、
めちゃくちゃキレイだったよーー!と言っていたので、
やっぱりすごく参加したかったーーー!!と残念な気持ちでいっぱいですが。
ま、こればかりはしょうがない。。。
また来年参加できるように祈るばかりです。

 

そして、11月下旬には、ドイツと言えばのクリスマスマーケットが始まりました。これも、私は毎年すごーく楽しみにしています。
クリスマスマーケットで食べるグルンコールと あとは、寒い中で飲むグリューワイン!これはもう最高です。

著者写真
海外調達担当:Naoko
ドイツに引越すことになったけれど、ゲットイットを辞めたくない!という事で、いち早く2011年より海外からのテレワークを開始。ドイツでの日常や子育て・テレワークについて不定期で発信中。